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Oyako RESTAURANT

ARASという食器ブランドがあります。

ガラスと樹脂をかけ合わせた新素材を研究開発し、職人の熟練した技術によって工芸の香り立つ上質なデザインを丹念に施す。永く愛される器づくりを追求されているブランドです。

わたしは、公式ページのJournalで記事を書かせていただいています。インタビューを通して、プロダクトへ込められた想いや実現したい未来についてARASチームのみなさんからお話を聴かせていただくのですが、その度に胸がときめきます。それは、深く、長い、ふくよかな共鳴です。

「なんて素敵なんだろう」

みなさんからあふれ出すことばたちに、こころが瑞々しく育まれてゆくのがわかります。ARASチームのみなさんにお話を聴かせていただくことが楽しみで、楽しみで。「このブランドのプロダクトや思想が広まれば、きっと世界はより豊かになってゆく」。こころからそう想い、文章を書かせていただけることは、この上ないしあわせです。

少しだけ、わたしのことばで紹介させてください。

わたしは、「ARAS」を新しい概念だと思っています。

器を通して文化をつくり、世界をより良く変えてゆく。素材にしても、デザインにしても、働き方の仕組みにしても、あらゆる面においてサステナブルの思想が反映されています。さらには、幾度となく「豊かな食体験とは何か」と問い直し、器として“点”に留まらず、“時間”や“空間”をコーディネートしたり、選択肢を提案してくれます。「豊かな食体験」の後に生まれる感情やときめきや思い出が、ユーザーの未来に何をもたらすか、まで誠実に考えているのです。その一人ひとりの小さな(あるいは大きな)変化が、社会にどのような影響を与えるのでしょうか。

大切に想える器の存在。人と器の関係性から、人と人の関係性へと結びつき、生活の味わい方が豊かになってゆく。大切にしたい人への接し方も変わるでしょう。大切にしたい時間とは何か、心地良い社会とは何か、を一人ひとりが考えたり、提案したり、共有できるきっかけとなる。

一つの器が、わたしたちのライフスタイルに融け込み、美しい循環を生んでゆく。ARASという思想が、新しい価値観を提示して、文化をつくる。

わたしは、その未来を見てみたいです。



Oyako RESTAURANT

先日、ARASが新しいプロダクトを発表しました。

“子どもが大人と同じ体験を共有する”という想いから生まれたキッズシリーズです。カタチ・素材・色は、大人が使用するスタンダードシリーズと同じようにつくられています。“ただサイズを小さくしただけ”ではなく、子どもが食べやすい細やかな設計が落とし込まれています。この辺りの、ARASの職人気質と精度の高さには惚れ惚れします。

そして、キッズシリーズリリースに際して「Oyako RESTAURANT」というイベントを東京と金沢で開催されます。「本格的な食体験を親子で味わっていただきたい」という想いから、ハイエンドなレストランで親子共にご家族で料理を味わう素敵なイベントです。

ぜひ、チェックしてみてください。

洗練されたデザインに惹かれる。
地球にやさしい考え方に惹かれる。
しなやかで誠実な信念に惹かれる。
それらの根底ににある、愛に満ちた想いに惹かれる。

ARASと出会えたことは、わたしの人生における大切なギフト。

一人でも多くの方に知っていただけるとうれしいです。



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。