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忙しさと掛け合わせる

ここのところ、忙しくしている。

「もっと良く、もっと良く」と思うと、時間が足りなくなる。ただ、「もっと良く」の方向性が正しいのかどうかも考えなくてはならない。自分が気持ち良いだけではダメで。精度を高めることは重要。ちょうど良いスピードと、ちょうど良い質感の、ユニークなものを提示できることも選択肢の一つとして持っておくべきなのかもしれない。

忙しさとクオリティが相乗効果を生む。そんな創意工夫を考えていきたい。ヒントとなるのは“驚き”。いつでも、どこでも、誰にでも、「あっ」と思わせる何かを提案していく。そのための努力なら、まだまだできるのではないだろうか。

その一つに、「定型的な表現を避ける」という遊びをする。「この言われたら、こう返すよね」というテンプレートなやりとりをやめる。それは「お世話になります…」なんたらの挨拶だけの話ではなく、日常のありとあらゆるコミュニケーションに落とし込んでみる。つまり、思い浮かんだ一つ目のアクションを捨てるということだ。そのためには、常に選択肢を複数持っておかなくてはならない。その中で、最も意外性のある、ひょうきんなものをセレクトする。そうすると、「あっ」という小さな花が咲く。

たとえば、「戦争についてどう思う?」と訊かれた時、あなたは何と答えるだろう?その一つ目を捨ててみてほしい。

対話を通して、積極的な受け手の技能を磨いてきた。ここからは、こちらからも何か遊びを仕掛けるコミュニケーションを考えてみたい。結果、お互いが豊かになるのなら、それはどちらにも価値がある。


「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。