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百日紅の木の下で【オンラインCafeBarDonna】

七月が終わる。世界は続く。

そして、反省を言葉に残す。七月の「教養のエチュードしよう」は活動的だった。公開インタビューを中心にCafeBarDonnaを開き、教養のエチュードTalkではオンライン上でキャンドルナイトを形にした。また、水面下では特別編として「SNT最高会議」と題し、ネットメディアにおける文章の在り方について10名を超える方々とディスカッションをした(ソーシャルネット・ワーク・テキスト)。文体論だけでなく、メディア論とコミュニティ論に発展した興味深い語り合いの「場」となった。こちらも改めてレポートに書く予定。

5月からはじまったオンラインCafeBarDonnaも数えてみると16回(教養のエチュードTalkを入れると18回に及ぶ)。国境を越えた場所に住むメンバーが「目の前にいる」という感覚は楽しい。それは海を渡らずとも、国内に住むメンバーにも言い得る。それぞれがめいめいの生活を営むその一部の時間を共有できている歓びは言葉では説明し難い。

それは、オンライン上でCafeBarDonnaを立ち上げた時に掲げた「場の共有」というテーマがうまく機能している。YouTubeやインスタライブ的なものではなく、クローズドな空間で互いの顔を見ながら言葉や沈黙で埋められていく時間は、参加した者だけに贈られるギフトである。それはまさしくリアルな「場」でのCafeBarDonnaの在り方とも似ている。そう、オンラインCafeBarDonnaは街場のバーとして機能しているのだ。

8月は通常運転のCafeBarDonna(テーマを設けない回)を基本としてオープンし、テーマを掲げた回や公開インタビューの回もバランス良く用意しようと思う。ダイアログ・デザイナーとして、メンバーのみなさんには「対話のおもしろさ」や「インタビューの魅力」に触れてもらえるとうれしい。

そこで生まれた感動や発想を言葉に収斂させていく。人に話を聴くことは楽しいし、文章を書くことは自分を成長させてくれる。

8月4日の20時にCafeBarDonna vol.17を開催しようと思います。今回は5名限定(マガジン&サークルメンバーであればどなたでも参加できます)。ご希望の方は僕までご連絡ください。「企画」について話せるといいなぁ。「教養のエチュードしよう」で実際に形にしてみませんか?



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。