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レースまでの道のり。その2

こんばんは。こんにちは。おはよう御座います。

レーシングドライバー
ELEVRacingdream所属の澤井良太朗です。

大分時間が空いてしまいましたが、
こここら投稿頻度上げていきますので、どうぞご観覧下さい。

2019年10月頃からレーサーになるための活動を本格化させた僕ですが、今日は筑波サーキットの本コース
通称TC2000を始めて走行した時のお話をしようと思います。

タイムアタックの聖地と言われる筑波サーキットコース2000

そうここ。
ここはちょうどホームストレートですね。
初めて走ったのは、去年の7月だったと思います。
車は

なんども登場します。
FJ1600です。
僕はサーキットのほとんどをこの頭が出ていて、タイヤが剥き出しのフォーミュラ。という車で走っています。

初めて走った時は、ストレートが長く感じて、最高速は、180km近くいくんで、結構怖いです。

しかし、1番速度が出ている時が1番怖いわけでもないんですねーー
1番怖いのは、ここ、1コーナーを曲がって、ヘアピンを抜けた先です。
ここは、見てわかる通り、下り坂なんですが、実際走らせると、めちゃくちゃ下ってます。
さらに、青色の車の先には、実は壁があって、物凄く近いために、壁にぶつかりに行くような感覚になります。

人間誰しもが思うのは、命だけは、、、
これに尽きます。
本当に、自分の操作を一つミスるだけで、ズドン。
一寸先は闇。です。
そんなこんなで、怖い思いを沢山した結果。

記念すべき初走行のタイムは、1分6秒でした。
FJ1600で速い人は、2秒とかで走ってしまいますので、めちゃくちゃ遅いですよね。

2秒台に乗せたらやっとスーパーFJに乗れるという順序なんですが、それがそれが。とても長い道のりでして、😅


3回目の走行で、やっと3秒台を出してもうすぐ2秒台だ!
と思ったらなかなかタイムが伸びず汗汗


これは11月頃の写真です。
絶対2秒台だすぞ!
って心に決めて望んだ練習走行。
みんなも応援に来てくれて。
これは行けると思ったんですが。3秒フラット
あと少し。ほんの少し。
だけど、こういったことが頻繁に起こるのもレースの世界では日常茶飯事。

目標達成はならず。

毎回毎回、とても悔しい思いをします。
運転の基礎を幼い頃から磨いてきたわけではないので、他の人よりも時間がかかるのは明白。

しかし、諦めたらダメだし。
お金はもちろんかかるけど、もやし生活してでもいいから、毎月2回は練習走行して、学べるものは全部学ぶし、今は情報社会ですから、めっちゃくちゃ情報はネットに落ちてます。色んなの見まくりましたよ。
1番見ていたのは、自分の走行のオンボード映像ですね。
あれがダメ。これがだめ。自分の流れで分析して次回に繋げていく作業を何度も何度も。
何事も継続なんですよね。
全ては継続です。
僕は月に2回は絶対サーキットに行くかシミュレータトレーニングは欠かさず行いました。
世の中練習せずして上手くなれる人なんていませんから、どうやったら練習回数増やせるかとか、めっちゃくちゃ考えるわけですよ。

苦しい時も沢山ありました。
バイトも4つとか掛け持ちしてそのあと身体作るために必死でトレーニングしてました。
必死でトレーニングしてもタイムは上がりませんでした。
まず、運転の基礎からだなと実感した一年でしたね。
そこから僕の生活は徐々に変化していきます。

いい例えを思い付きました。

サッカーの試合があります。
人数が1人足りません。
候補は2人。
1.サッカー素人の陸上部
2.サッカーで全国経験あるけど、今はブランクあり。

あなたはどちらの人に最初に声をかけますか?

僕は圧倒的後者で2の人に声をかけます。
理由は明白。基礎がしっかりしていて、体力は無くても他のところでカバーできるはずだから。
また、プレー以外のところでも力を発揮してくれるかもしれないから。

レースの世界に置き換えてみても、運転上手くて身体仕上がっていない人と、運転が下手なマッチョ。どっちが速くレースに出れると思うか。当たり前に前者ですよね。

その考えに行き着いた僕は、まず、練習し続けられる体制を整えること。レースに出続けること。この二つができる方法を探しました。

答えは簡単。お金と時間を沢山得ることです。

そんなこんなを考えながら、僕のレーサー人生は始まっていきます。

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