モヤっとすること

仕事の取引先の人が最近見ないなーと思っていたら、産休に入ったとのこと。

なるほど！と思いつつ、毎回この産休の報告や子供誕生報告を聞くとどこかモヤッとする。

でも何故モヤッとするのか。

自分で今の選択をしているから、別に羨ましいの気持ちは無いと思う。本当は子供が欲しいんじゃないのか？と自問してみたけど、やっぱりそうでも無さそう。置いて行かれた...って気持ちでも無い。

では何なのか？それがふと納得のいく理由が思い浮かびました。

ちょっと寂しいんですよね。あーまたそっち側へ行ったかと。自分と同じ立場では無くなったのかと。

例えるなら、結婚すると別の国へ行くのが当たり前だとする。結婚してA国へ行くのがよくあるパターン。そこへ僕は自分なりに考えてB国へ来ました。B国の生活はそれなり楽しい。

でも周りは次々A国へ行き、A国の話ばかりする。一方、B国へ来る人は全然いないんですよね。だから少し寂しい、A国行ったと聞くとモヤッとする。

ぶっちゃけ子供産まれた！家が建ちました！と報告されても「お疲れ様」と思う反面、おめでとう！ってあんまり思ってなくて...。

何て自分は薄情なのか？と責めがちでしたけど、さっきの国の話に置き換えると何か納得。A国のめでたい事がB国ではめでたいのかと言われると違う事もある。

一応労いの言葉と「おめでとう」の言葉かけるのですけど、それも内心モヤッとしてるのです。

一昔前だと、B国へ行く事すら許されずA国へいつ行くのか、行くのが当たり前と。すなわち結婚したら子供を産んで家を建てるのが当たり前、それ以外の選択はあり得ない。

前の仕事している時に「お酒飲まない」「ギャンブルしない」「女遊びしない」のは一昔前なら、男として失格とまで言われるという話を聞きました。時代は変わったねーと警備のおじさんと話した記憶がある。

今の時代だからこその選択であっても、それでもまだまだ少数派なのでしょう。

皆んな違って皆んな良いと言うけれど、それってあくまでも皆んなの思う「普通」という土台を満たした上で違いを見せろ！って事では？

これからもモヤッとするんだろうなぁー。