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デザインとエンジニアリングの両立の価値

デザイン≧エンジニアリングになってきたりょーたです。

株式会社ニュートラルでMusubiteのデザインとフロントエンド領域の責任者をしているほか、副業でデザイナーとしてネイティブアプリのデザインを行なっています。

最近気づきがあったので、忘れないうちに書いておこうかと思います。

以降つらつらつらつらと書きます
デザインとエンジニアの両方をやっていきたい方はもしかしたら参考になるかもです😇

◎体験

非IT企業に就職した大学の友人と話す機会があり、「社内ツールを作る場合、〇〇の機能を作るのってエンジニア目線でたいへん?」という質問を受けた。
その際に、「作るのは難しくなさそうだけど、どういう利用シーンで活用するん?」と聞き返していた。そこから、ドメインや利用用途、シーンなどを色々と聞いて、「それなら△△の機能の方が、開発的にも体験的にもよさそうね」という結論に至った。


少なくともフロントエンドエンジニアとしてゴリゴリ実装をしていた頃だと

  • 技術的に可能

  • 工数的に実装可能

といった答えをして終了していた。

そこから、サービスのデザインを通して上流工程を経験することで、「その要件は本当に課題解決に必要なものかどうか」を考え、ヒアリングするようになっていた。


◎得た気づき

デザインとエンジニアリングを両方できることの強みとして、以前は

  • デザインの作成と開発が一気通貫ができる

  • Figmaを触れる

  • デザイナーとのコミュニケーションが円滑に取れる

といった効率性の向上が主な価値だと考えていた(し、デザインエンジニアとは?の説明でよく見た)
ただ、デザイン思考と技術的視点を両立できることこそが軸となる価値なのでは、と思った。

というのも、仮に言われたものをデザインして作るだけであれば、プロダクトがユーザーに与えるゲインを満たすかどうかわからない。
ユーザー理解をし、ペルソナの課題を解決するものを提供して初めてプロダクトの価値が生まれるため、「アウトプットとしてデザインができること」「仕様通りに実装できること」は副次的な価値となりそう。


2つの領域を跨ぐ以上、それぞれの専門職の人以上にクオリティが高いアウトプットを出すのは正直ハードルが高い。
ただ、エンジニアとデザイナーの視点を持って、ペルソナに必要なソリューションを考えるという点では優位性を持っていると思う。


ハードスキル以上にデザインxエンジニアリングの需要としてより求められるのはソフトな部分かもしれないな、と思った。


頑張ろ💪


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