見出し画像

#3 スタエフ物語 〜ヒトツナギ〜【スタエフ居酒屋開催決定!!】

『前回のあらすじ』

人との繋がりの大切さを改めて再確認できた緊張の初ライブも無事に終わり、いよいよ本格的にスタエフを始める。

まずは収録やライブ配信を毎日行い、聴いてもらえる人を集めることにした。
しかし、1番初めに行ったライブが嘘かのように
人が集まらない。そしてすぐライブを離脱されてしまう。
どうしよう。と考えていたある日、スタエフのライブ配信で行うオンライン飲み会『スタエフ居酒屋』という企画をスタートさせた。

この物語はノンフィクションです。

冒頭の音声収録は当時のものです。
興味がある方は是非聞いてみてください。

記事を読まれてからですと尚楽しめると思います。





そもそも『スタエフ居酒屋』とは?

物語の流れとは少し外れてしまうが、
まずこのスタエフ居酒屋を考え開催する狙いを先にお伝えしたいと思う。


ライブ配信などで思うように結果が出なかった僕は自分のライブをすぐに離脱してしまうという事は
自分自身にまだ魅力が無いのでは?と考えた。

それもそうだろう。

ただの一般の素人でスタエフ内で人脈が無い中でいきなり聴いてもらうのは至難の技だと思う。
そこで、一つ企画を考えた。
それが『スタエフ居酒屋』だ。

元々、飲み屋で毎週金・土には地元の友達と居酒屋で飲みに行くことが多かった僕はこれをこのスタエフのライブ配信内で行えないか考えた。
正直、音声のみでのオンライン飲み会は需要があるとこの当時から思っていた。

今、コロナ化の中でオンライン自体の需要が高まっている中でzoomを使った飲み会などがあげられるが、どれも「映像」が必要になってくる。
当然そうなると、
・ある程度ちゃんとした服装、身だしなみ
・相手と顔をみながら話す必要性
・女性ならメイクをする
など、意外と気を遣うことは多いと思う。

僕もzoomを使ってオンライン飲み会をした経験はあるが、やはり相手から見られているという所でいくら親しい中でも多少のストレスを感じることはあった。
(顔を見て話したいという方もいらっしゃると思うので一概には言えません)

しかし、音声のみでのオンライン飲み会(スタエフの場合)は一切そのような事は気にせず、なんなら配信者のトークやコメントのみで参加することが可能だ。
ある意味、このオンライン飲み会に参加する理由さえ作ってしまえば後は気楽にライブに居続けてくれるだろうと。
またコロナの影響もありその当時、非常事態宣言が発令しており居酒屋は20時までしかやっていなかった。
「20時までしかやっていないなら、その後の2次会となる場所が必要だよな〜‥」と考え
飲み会の配信時間を各々が自宅に着く時間を考慮して21時から始めることにした。

これでおおまかな準備は整った。
オンライン飲み会の必要性を話し、
ライブ時間を決め、後は日にちを決めてお客さんを集めるだけだった。

必死の宣伝活動の末に‥

先程もお伝えしたが、スタエフを始めたばかりの僕は当然人脈が無かった。


とにかく第一回のオンライン飲み会を成功させる為には参加してくれる人が必要だった。
一度この飲み会が成功すれば今後もこれを楽しみに来てくれる人がいるだろうと考えていたからだ。

そう思った僕は自分の配信だけでは無く、
他の人の配信にもとにかくお邪魔する事にした。
その時のユーザー名は
【りょーたん。@○/○日 スタエフ居酒屋21時〜開店🏮】という形にしていた。
何故かというと、他の人のライブ配信に入ると
このユーザー名が表示され視聴を開始しましたとなる。
配信者の方は必ずといっていい程、ライブ内で新規の方のユーザー名は読み上げてもらえるので
すでにこれが宣伝になると思っていた。

すると、反応は
配信者「スタエフ居酒屋ってなんですか?面白そうな企画ですね!」という反応が返ってきた。
ある意味狙い通りではあった。

オンライン飲み会と書くより『スタエフ居酒屋』と馴染みのない言葉を書くことにより、うん?と引っかかる事もあるだろうと。


何度も何度もライブに顔を出すにつれて
配信者の方にも覚えてもらえるようになった。
「是非、参加させて頂きますね!」と。
自分の中で少しずつ感触を掴んでいった。

ライブ配信の方でもある程度、認知してもらい
収録の方でもオンライン飲み会の宣伝を行うことにした。
(この宣伝の収録は削除してしまっています)
すると今までの収録とは明らかに違う反応があった。
「いいね」や「再生数」の数が明らかに多かったのだ。

自分の中で
「えっ!めちゃくちゃ多くの人に届いてるじゃん!当日楽しみ〜」とワクワクしていました。


スタエフ居酒屋開催 当日

いよいよオンライン飲み会『スタエフ居酒屋』の開催当日を迎えた。
これだけ宣伝して手応えがあった僕は
どれだけの人がライブに来てくれるのだろうと緊張と期待でいっぱいだった。

大好きなお酒を買いに行き、おつまみを準備し
後は21時のライブ開始の時間を待つだけだった。

20時。
いよいよ始まるまで後1時間。

いつものライブとはまた違う緊張感。
初めての自分で考えた企画。
上手くいくかどうかで不安でいっぱいだった。

21時。
とうとうこの時が来た。

緊張でライブのボタンを押す手が微かに震えながらもなんとかライブを開始した。
「いよいよか。」と
初めて1分、2分と経った。
しかし、未だ人は来ない。

こんな早くからは来ないよなと、ここはいつも通りだしまぁ気にせずやろうと気長に待つ事にした。

すると少しずつ参加してきてくれる人が!

おっ!やっぱりいつもと違う感覚!!

オンライン飲み会といえど、僕の配信のスタイルはいつもと変わらず雑談まじりのリスナーさんとの
コミュニケーション。
来てくれた方々と1人ずつ丁寧に交流をしていった。

しかし、ここで違和感が。
ライブ配信で行きます!と言ってくれた方々の姿が見えない。

最初のうちだけだろうと思ったがその後も視聴を開始される事はなかった。
当然、行きます!といえどその人のタイミング、急な都合など様々な理由が考えられるので来れなかった人を責めるつもりは一切ない。

このオンライン飲み会『スタエフ居酒屋』は
結局、5人の方に来て頂き約1時間ほどで終了した。
来て頂いた方々との交流はとても楽しかった。
お酒のおつまみについての話しや今までのライブよりは盛り上がっていたのは間違いなかった。


第一回スタエフ居酒屋を終えて

この時、素直に感じた。

自分のこのオンライン飲み会には参加するほどの価値は提供できていないんだと。

例を挙げさせてもらうと
どれだけ自分の都合が悪くても
大好きな彼氏、彼女のデートの為なら意地でも都合を合わせると思う。
単純に優先順位がそちらの方が高いからだ。

言い訳を考えようと思えばいくらでも思いつく
・相手が急な予定が入った
・体調が悪くなった
・スマホが使えなくなったかもしれない
なんとでも自分のライブに参加できない理由は思いつく。

しかし、これでは自分のライブの価値を高める事はいつまで経ってもできない。
オンライン飲み会を成功させる為にはどうしたらいいのか‥
と、1人グルグルと考え続けた。

そこで、一つの考えが思いついた。

まずは、とにかく相手の事を知って好きになろうと。
スタエフで配信をやっている方だったら誰しも思うことな気がするが、自分の配信を聴いてほしいと思うはず。
自分もまさにそう。
せっかく撮った収録やライブ配信に聴きに来てほしい。

しかし、これは配信者の一方的な思いであって
リスナーの方達には関係のない話だ。

そこで他の人の配信でもっと仲良くなる為に積極敵にコメントやコラボ等でその配信者の話しを聞くことにした。
そして新たな出会いが。

そこで出会ったのは僕と同じようにライブに人が集まらず、四苦八苦していた
20歳の大学生のsevenとの出会いだった。





続きは #4 スタエフ物語 〜ヒトツナギ〜
【新たなスタート。20歳の大学生と試行錯誤の日々】

で、次回またお会いしましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
※週に1本 土・日のどちらかに投稿予定です。

この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?