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引っ越し大名に学ぶ仕事術

時代劇コメディって観やすくて面白いんですよね。「超高速!参勤交代」が面白かったけど、同じ脚本家の「引っ越し大名!」も面白かった。タイトルに惹かれる魅力があるのかな。
主人公の星野源は、逃げ恥を思い出させるような内気な役。これがピッタリ合っている。

江戸時代もブラック

本ばかり読んでいる引きこもり侍の春之介が、突然引っ越しを取り締まる大役に選ばれる。辞退すれば切腹と、現代ならパワハラだ。しかも、引っ越しのノウハウも無いし、予算も無い、ブラックだ。
本で得た知識を活用したり、侍とは思えない謙虚な姿勢。次第に仲間が増えていき、春之介も成長していく。その成長が観てみて面白い。

物を捨てる覚悟

引っ越しの量を減らすため、荷物の半分を捨てるようにみんなに指示する。当然言われた方も納得しないわけだが、春之介は大量にある大事にしていた本を、他の人と同様に捨てる覚悟を決める。徹夜で本の内容を暗記し、そして燃やす。
なるほど。自分も同じように実行しないと、みんな納得してくれないのか!何かをするためには、覚悟を決めないといけないんだな。

槍を振り回す高橋一生や、皆を鼓舞する高畑充希など、観ていて楽しいキャラクターが多くて、ストーリーも楽しかったです。

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