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#30 振り返り③(#21~#29)

#18でYOASOBIの記事、#19で19の記事を書いた時点で、もうこのnoteは停止して良いのかなと考えていた。単純にストックしていたネタが無くなったように思ったからである。前回の振り返り記事を書いたのは2022年8月なので、それから1年以上経ったことになる。

再開しても良いのかな、というきっかけになったのは、その当時一番閲覧数・スキ数(未だにトップだ)が高かった「#18 YOASOBIを生んだのはボカロではない。」に続いて、YOASOBIネタの記事を思いついたことが大きかった。

2023年1月に公開した、「#21 ツバメはパプリカのパクリではない。」である。

こちらの記事は閲覧数がもうすぐ2,000ほどになる。多くの記事が閲覧数100–500程度のこのnoteにおいては、桁違いに読まれていることになる。


noteに書きたいネタの本筋は「#1 BTSのはなし」を書いた時から変わっていないのだが、誰に頼まれてもいないのに30回も書き続けた結果、なんとなくわかってきたことがある。"リアルタイムで話題になっているトピックに「問題提起」する"記事がよく読まれているようだ。

このnoteで扱うのはポップミュージックの話題中心なので、そこに生じる問題として一番わかりやすいのは「パクリか、パクリじゃないか」である。最近では「BAD HOPはパクリなのかサンプリングなのか」といった問題提起が、舐達麻とYZERRのビーフを通して投げかけられている。これはリスナーがコミットしやすい話題なので、TikTok等で度々話題になる。もう一つ「ダサイかダサくないか」という関連した基準もあるのだが、ここは結構難しかったりする。

そういったことを踏まえて書いたのがここ最近のいくつかの記事である。狙い通り、閲覧数・スキ数ともに上位の記事になった。

ここ数年で自分はいくつかのSNSのアカウントを消した。その理由としては、SNS上で行われている非論理的で、即時的で、攻撃的な会話を見ることで溜まるストレスを軽減したかったからである。今でも何かの拍子にそういったことは目に飛び込んでくるのだが、こと音楽に関する話題はここで「掘り返す」ネタになり、大変ありがたい。結論が出る話ではないが、このnoteの一つの意義としてポップミュージックに巻き起こるいくつかの論争を、深めるプラットフォームになれば良いんじゃないかと思ったりしている。

次の10回もおそらく続くと思いますが、またしばらく記事のストックに入りたいと思います。ここまで多数の記事を読んで頂きありがとうございました。

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