アルゼンチン共和国杯、みやこS、京王杯2歳S、ファンタジーSの調教注目馬

アルゼンチン共和国杯

サンレイポケット

新潟記念の最終追い切りでは栗東坂路で4ハロンの自己ベストを記録。
そして続く毎日王冠時には自身2番目の4ハロンタイム。
そして今回、4ハロンこそそれらに劣りますがラスト1ハロンは12.3秒と自己ベストを記録しています。
戦歴が示す通り、状態の良さが目立ちます。
この勢いを無視するわけにはいきません。

みやこS

エアアルマス

東海S以来となる実戦。
ただ、この中間の動きは非常に良く、一週前には栗東CWで6ハロンからビッシリ時計を出してラスト1ハロンも伸びていました。
元々芝でも好走していた馬で、スピード能力は非凡。
タフなダート戦なのでレースに行っての息遣いの面は心配ですが、少なくとも調教の動きから能力の衰えなどは感じません。

ヒストリーメイカー

この中間の追い切り内容が格別で、2週前には栗東坂路で4ハロン52.3秒を記録し当時の自己ベスト。
そして一週前には同52.1秒でまたしても当時の自己ベストを記録しました。
ここまで「当時の」という言葉をつけているように、最終追い切りでは同51.2秒を記録し、ここ2週立て続けに記録していた自己ベストを1秒近く更新しました。
これは相当状態が良いと見受けられ、これまで以上のパフォーマンスを期待してもよさそうです。

マグナレガーロ

オープンクラスに上がって2戦結果は出ていませんが、最終追い切りでは栗東坂路で4ハロン51.3秒の自己ベストを記録しています。
こちらも自身の最速タイムを更新したという事で、これまで以上のパフォーマンスを発揮する可能性は十分考えられます。
今回は気にしておきたい一頭です。

京王杯2歳S

レガトゥス

稽古と実戦は違うのはモーリス産駒の全体的な特徴ではありますが、それでもやはり調教で評価するなら同馬。
一週前には美浦南Wで7ハロンからビッシリ追われ、最終追い切りは同コースでラスト1ハロン11秒台を記録しています。
この動きが実戦でもできれば、重賞でも通用していいのですが。

ブルーシンフォニー

新潟2歳Sで2着に好走。
今回はその前走以来の実戦となりますが、一週前も最終追い切りも美浦南Wで併せた寮馬を外から楽な手応えで交わしています。
その手応えが非常に良く、直線の長い東京競馬場で弾けそうな動き。
新馬戦では不利な位置から差し切る瞬発力も見せていますし、東京競馬場は同馬の力を発揮するベストの舞台でしょう。

モントライゼ

前走は小倉2歳Sで2着に惜敗。
デビューから3戦は芝1200mを走っていますが、松永幹夫厩舎らしく栗東CWで長めからしっかり追われており、フットワークは大きなタイプ。
距離が延びても対応できる走法だと思います。
今回は1ハロンの延長となりますが、この程度なら十分こなせるでしょう。
もちろん、追い切りの動きも時計以上に良く見せていました。

ストライプ

最終追い切りは美浦坂路でラスト1ハロン12.2秒を記録。
新馬戦はハイペース、2戦目も締まった流れで記録した上がりはそこまで目立つものではありませんでしたが、追い切りの動きをみると切れはありそう。
緩い流れの切れ味勝負で見てみたい一頭です。

ファンタジーS

メイケイエール

デビューから2戦1200mを使われて2戦2勝で小倉2歳Sを制覇。
ただ、ちっとうCWで行われた追い切りの動きを見ていると前肢の伸びが良くて大きなフットワークで走れる馬。
これなら距離が延びても対応できるでしょう。
そして今週の追い切りはラスト1ハロン11秒台。
大きなフットワークで脚の回転が速いという、いわゆる素質馬のそれ。
重賞2連勝も十分狙えるだけの馬だと思います。

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