アルゼンチン共和国杯、みやこS、京王杯2歳S、ファンタジーSの予想
お知らせ
まずはお知らせからすみません。
11月6日にガイドワークスさんから発売となりました『競馬は人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせでだいたい決まる』。
こちらわたくし安井もお手伝いさせていただきました。
たしかに調べてみれば見るほどこの決着って多いんですよ。
馬券を組み立てる時、ちょっと意識してみるだけで的中へ近づくかもしれません。
よろしければぜひご購入いただけましたら幸いです。
アルゼンチン共和国杯
アルゼンチン共和国杯のギアは5速。
同じ条件の当レースと目黒記念の違いはギアの違いで、時計速い春の東京開催でダービーと同日開催という事もあるのか比較的積極策が目立つ目黒記念は道中のペースが速めになりがちで、長い直線とはいえトップギアまで入る決着にはならない傾向になります。
一方、この後のジャパンカップを視野に入れる当レースは中盤緩みがち。
直線でトップギアに入る加速勝負になるのが特徴です。
そのため、今回はトップギアで強いスピード特化型を狙うべき一戦。
5速指数1位はサンレイポケット。
同馬は近走好走を見せますが、その中でもやはり上がり32.4秒を記録した新潟記念がトップギアを評価するレースです。
直線の長い新潟競馬場でラスト2ハロン目には10.3秒を記録。
トップギアに入って優れた加速をできる馬です。
面白いと思っているのは4速の目黒記念で伸びきれなかったゴールドギア。
5速の今回は指数も2位ですし、穴馬として注目しています。
人気のユーキャンスマイルは斤量も背負い、スタミナ型でトップギア勝負で切れ負ける可能性の方が高いかなと見ています。
みやこS
みやこSのギアは2速。
今年は阪神競馬場にコースが変わりますが、例年の傾向通り2速で想定しています。
ダートは基本的にギアが上がる勝負にはなり辛いですし、あまりブレが大きくないのが特徴。
最後のバテ合いを凌げるスタミナ型を常に評価するのがダート戦です。
2速指数1位はエアアルマス。
3走前の太秦Sが秀逸で、不良馬場とはいえ道中のハロン平均11.9秒と非常にハイラップを押し切っています。
2着に降したヴェンジェンスは昨年の当レース勝ち馬。
3着ハイランドピークも同年のエルムS2着馬とハイレベルでした。
自身も今年の東海Sを制しているように能力は間違いなく、調教の動きからも能力は出せるデキだと予想します。
頭数も頭数なので、ここは1~4位までを評価。
京王杯2歳S
京王杯2歳Sのギアは5速となります。
直線の長い東京競馬場でスローペースになりやすい2歳戦。
トップギアの戦いになり、重要となるのは最高速度の性能です。
5速指数1位はリフレイム。
前走の1勝クラスではラスト3ハロン33.6秒を記録。
特にラスト2ハロン目の伸びが秀逸で、10.3秒を記録していました。
ラストも抜け出して余裕十分という内容でしたし、まだまだ底を見せていません。
トップギア比べになれば最上位の存在でしょう。
ファンタジーS
ファンタジーSのギアは2速。
京都競馬場の芝外回りで行われる例年の当レースであるならば4速だったのですが、今年は阪神競馬場の芝内回り。
同じ距離でも外回りと内回りではさすがに問われる適性は異なるでしょう。
同条件で行われるフィリーズレビューや阪神C、阪急杯などが2速となるので、今回はそれに合わせています。
2速指数1位はメイケイエール。
前走の小倉2歳Sは重馬場で時計の掛かる馬場状態。
これを前半は馬なりで34.5秒で走破しています。
比較的タフな流れであったにも関わらず、ゴール前まで脚色は鈍ることなく押し切っています。
差し馬ですがギアが上がらない競馬でも浮上できるタイプ。
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