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おもむくままに日記を書く

2023年7月15日(土)

件のアニメ映画を鑑賞して来ました。
面白かったです。

今回のジブリ作品は異例中の異例尽くしです。(現在進行形。)事前のプロモーションを一切行わない、タイアップもない、公開後もメディア露出を含めて販促もありません。
パンフレットもグッズも売っていません。販売ポスターすら無かった。(これは田舎映画館の宿命かもしれませんが。)

映画館に掲示されたポスターの写メと、映画チケットのみが思い出になりました。

一点だけ。

「君たちは、どう生きるか」の原書を買いたくなる、読みたくなりました。原書に何が書かれているのかすごく気になる映画内容でした。

岩波文庫の「君たちはどう生きるか」を買いました。(そう考えると、販促らしい販促は、本屋の岩波文庫のコーナーぐらいでした。)

もし、お時間に余裕があるならば、今鑑賞するのがオススメです。一週間後には、興行収入が発表され、ある程度のメディアからのネタバレ情報が出回り、今と状況が変わります。(すると自然に見方/体験が変わります。)

一週間後の状況を見て、感想を書こうと思います。

いろいろ書いたのですが、内容に言及せずとも、今は何を書いてもネタバレでしかなく、感想を公開するのはやめておこうと思い至りました。

日記は、ちゃんと行動さえすれば、ちゃんと書けるモノだなぁと日記を書きながら思いました。
行動に伴って思考が生まれます。その行動と考えたことが日記になります。

週末にかけて、すごい日記が書きにくかったのは、行動しながらの思考が(仕事以外に)無かったからで、仕事のことは書かないと決めているので、そりゃ、書くネタもないから書けないよなぁと思ったりしていました。

こころが重たいと、視野が狭くなります。
それが気になって、どうしたら良いのか分かりません。いわゆる答えの無い問題の中に居ました。

今回、そうしたタコツボ的な状況を打破したのが、今読んでいる「現代思考入門」です。昨日の日記にも書きましたが、あれこれ本にメモしながら読んでいるので、遅々として進まないのですが、考えていて楽しい本です。

帯に「人生が変わる哲学。」とありましたが、偽り無しでした。
ちょっと読んだだけで、見方がすごく変わりました。
(そうした本を読んでいたこともあって、先の映画の感想も先送りされました。)

例えば、複雑なモノゴトを単純化しようとして、無理をしてしまっている。こうした単純化が正しいとされている風潮がありました。
しかし本書では、複雑なものは複雑であることが真であると捉えることで、こうした無理のある単純化から脱却できます。
すごくコペルニクス的だなぁと思いました。

では、問題が解決しないでは無いか?と思うのですが、現代思想の哲学を持ち込むと、複雑なモノをより高解像度で捉えることができるようになるとのことです。これはまだこれからの実践しなければ腑に落ちないところがあるのですが…。

一昨日の日記は、本当に何も書けずに、投稿を諦めようとも思いました。しかし、そうしなかったのは、この本によるところが大きかったと思います。気持ちを持ち直し、駄文ではありますが、続けることができました。

ポスト構造思考が、決め付けからの解放であったのでしょう。

この本についても、読み終わったら何か感想を書きたいと思います。

休日なのに、いろいろ考えることが多く、頭が疲れた連休Day1でした。

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