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【トライアスロンレポート】エクステラ世界選手権2021 in マウイ 【レース前日 / バイク試走編】

自然大好きトライアスリート Ryota です。

梶選手とバイク試走へ

前回に続き、エクステラ世界選手権の参加レポート、パート4
全編は、プロフィールからどうぞ。

トレイルランレース

3km部門 ふっしーさんスタート

本日は、トレイルラン単体でのレースが開催。
カテゴリーは最長で21km、最短で3kmと幅広い。
中には、翌日とダブルエントリーする猛者も。

まさかの世界2位

そしてふっしーさん、デビューレースにして表彰台獲得!
世界の舞台で輝いた瞬間でした。

トレイルラン部門は、スロットとは無関係に誰でも参加可能。
同伴の方や、応援のご家族のみなさまも楽しめる良イベントでした。
(優勝賞品は、豪華レストランの食事券!)

マウイで初のランチへ

Fried Rice めちゃくちゃボリューミー

トレイルランの表彰式後、ランチへ直行。
いつものスーパーまで自走、隣のレストランに3人で入ってみる。
写真が無いなりに、とりあえず炭水化物をオーダー。

予想以上に山盛りの炒飯(的なやつ)、非常に美味!
チップ込みで16ドルほどでした。

バイク試走へ

試走前 空気圧どうしよ?の図

腹ごしらえ後また会場にとんぼ返りし、バイクコース試走へ。

試走なのに超速い 梶選手

昨日と変わって晴れ、ゴキゲンなシングルトラックが延々と続く。
まさに天然のジェットコースター!

赤矢印 一部ランコースと共通

バイクコースは一部ランと被る箇所もあるが、ランナーと交差することはない。
ランがレッド(R)、バイクがブルー(B)の矢印だ。

ウッドチップ感ある クネクネダウンヒル

森の中は、枯れ枝が一面に広がるフカフカのダウンヒル。
すごく、気持ちいいです。。

左はトランジ 右はバイクコース2周目

1周走って試走終了。
本番はY字路を右に、2周目に突入します。


エクステラらしい アップダウンコース

STRAVAログでは、11kmあたりからが本コース。
YouTubeには、海外選手の試走動画があるのでぜひご参照あれ。
(筆者は録画ミスりました)


序盤は、時速7kmも出なそうな舗装の激坂、一気に標高300mほどアップ。
中盤は、緩斜面のダブルトラック、クネクネの赤土シングルトラック。
終盤は、舗装を逆走してゴルフコースへとダウンヒル。

大部分を占める赤土、雨上がりではセミドライくらいの乾き具合。
タイヤノブに食いつく程の粘土質だが、前日ラン試走ほどツルツルではない。

このコース、そのまま近所に欲しい
ってくらいのレベル。
とにかく、走って楽しいコース!

試走ではザックを背負いましたが、本番は使わないことに。

バイクのセッティング出し

オフロードバイクのキモ タイヤ空気圧

試走の目的の1つは、もちろんコースを覚えること。
2つめは、タイヤ空気圧を決めること。

コースは全部覚える必要は無いが、大まかなアップダウンの箇所、補給をとるタイミング、ライバルに差をつけるポイント等をイメトレする。
特に、抜きにくいシングルトラック突入前は仕掛けるチャンス。

空気圧はマイセッティングを基本に、コンマ1〜2の幅でアジャスト。
低圧ほどグリップするが、リム打ちパンクのリスクが増す。
高圧ほど舗装路が速いが、コーナーでスリップダウンのリスクが増す。

コース上にリム打ちする箇所はほぼなく、低圧に振ってもイケる算段。
レース当日は1.4気圧で行くことに。

シュワルベのオールラウンドタイヤ レーシングラルフ

本番は雨予報だが、スペアのマッドタイヤなど持っていない。
シュワルベの定番XCタイヤ「レーシングラルフ」2.25インチを前後に装備。

コース特性によりタイヤを変えるのが、オフロードレースの醍醐味。
ではあるが、海外遠征でスペアの準備は難しい。。
まあ、なんとかなるか?

簡易的な洗車場

試走では大して汚れず済みましたが、洗車場もあります。
ホテルを汚さないよう、ちゃんと洗いましょう。

荒れ狂う海

え?波高ない?

ウェルカムパーティーで発表の通り、スイムは荒天によりキャンセル。
バイク試走後にビーチでくつろいでると、、スプラッシュ感すごいよ。
波は、前日よりさらに激しい。

これは無理だわ。。

2日前にキャンセルって判断早くね?という話ですが、これは納得。
エイジグルーパーは沖まで行けないんじゃ、、と心配になる高波。

スイム苦手な自分、複雑な心境がらも安堵するのでした。。

レース前夜のルーティン

試走後は早めに撤収し、翌朝への準備。
梶選手と健闘を誓い合い、ホテルへバック。

ゼッケンシリーズ

一番上のナンバーは、レースベルトに固定して腰に巻く。
ボディナンバーは両前腕、エイジグループはふくらはぎに水転写。

タイミングチップは、足首に巻いて寝ちゃいます。
忘れ物防止。

バイクゼッケン 設置センスが問われる

バイクゼッケンは、タイラップでハンドル正面に固定。
ブレーキホースやリモートケーブルに干渉するので、うまく隙間に通したい。

プラ製で、レース後お土産になること間違いなし!

レース前夜の晩ご飯

レース前夜は早めに夕食。
17時に食べ終え、翌朝トイレで軽量化できるように前倒しで摂取。

安定のカリフォルニアロールに、追加で糖分摂取。
食べたいものを8分目くらいでストップ。
マウイの食事、ほぼ買い食いですやん。。

余るくらいに用意

補給食は日本から持参。

Winzoneジェルは5袋、サロモンのソフトフラスクに詰め替え。
750ccボトルにMAURTENの黒を1袋溶かす。

赤のアスリチューンは、スタート前。
ゴールドのメイタンは、第2ランの頑張りどころで飲む。

やはり、普段から食べ慣れたジェルが一番安心。
3時間強のレースなら、これで十分であろう。

DAY3のまとめ

  • トレイルラン部門も大盛り上がり

  • バイク試走はマスト

  • 早く寝ろ

Napili Shoresホテルは屋外プール常設

マウイ3日目もリラックスしながら過ごし、いよいよ翌日は本番。

前座であるトレイルラン部門は、キッズからローカル参加者まで想像以上の大盛況でした。
コロナで自粛続きの反動、なのか。イベントに懸ける人々のエネルギーを感じたのでした。

また、一度諦めかけていたマウイ、無事にスタートを切れると思うと感慨深くもありました。
2年越しの世界選手権という夢舞台、なんとしてもベストを尽くしたい。
そして、応援してくださる皆様に感謝し、チャレンジの成果をお見せしたい。あとは、元気で完走して日本に帰るだけ。

次回、レースレポートに続きます。

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