夏の終わりにすいかのはなし
先日、初めて自分でスイカを買ったかもしれない。
夏の終わりに夏らしいことをしたいとでも思ったのだろうか。
毎年のようにスイカバーは食べる人だが、実際のスイカは全然食べない。
なんとなく味が薄くて魅力に欠けていると、私の脳は思い込んでいた。
いつもスイカのタンクトップを着ている10ヶ月の息子にも、初スイカを体験させたくて買ってみた。398円。
買ってきた晩の食後に妻と並んで無言でシャリる。
塩をかけると甘みが増すと言うが、本当だろうかと疑いつつ試してみるとほんとにおいしい。
甘みが増しているのかどうかはよくわからない。
種を出すのはこんなに難しかっただろうか。
2人とも無言で種を飲み込まないように皿に出していた。
最後にスイカを食べたのはいつなんだろう。
そんなことを考えながら、私の夜は更けるのだった。
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翌朝、なかなか寝付いてくれなかった息子にも登園前に小さく切ったスイカを食べさせようとこころみる。
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全然食べねぇ…
差し出してもぷいっとあっちを向く息子。
これは食べ物だと認識すらしていないように見える。
何度か口元に持って行ってやっと口に入れてくれたけども、薬を飲まされたような嫌な顔。
(薬を飲まされたようなとは言ったけども、最近の薬は美味しいのかスイスイ飲んでくれる)
今回の息子のスイカデビューは苦いものとなったのであった。
そのあとしっかり吐きました(笑)
ごめんね(´;ω;`)
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