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DispoとTHE FIRST TAKEの話

最近、Dispoという写真アプリが楽しくてハマっている。撮影した写真は「現像」に出されるため、翌朝の9:00までスマホに届かない(毎朝9:00ちょうどに自動的にフォルダへ届く)。すなわち、撮影してすぐにはどんな写真が撮れているか確認ができないが、意外とこの待ち時間にワクワクさせられたりする。そして、スマホアプリなのに撮影した写真データの修正や加工もできない。機能的に無駄が削ぎ落とされ、一発撮り・加工不可がデフォルトなゆえに、目の前の景色やモノをより美しく切り抜く能力が鍛えられているような気がする。アメリカなどではティーンを中心にすでに流行しているという記事も見受けられるが、日本ではまだまだなはずだと思う。こってり加工されたInstagramの写真も人工的なアートとして美しいと感じることもよくあるが、Dispoの使い捨てカメラのような画角とアナログな質感は、ちょっと懐かしい気持ちにさせられて心が温まる。

昨年より大ヒットを続けるYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。一切の無駄が削ぎ落とされた白一色の超ミニマル空間で、一発撮りされるアーティストの歌唱(演奏)動画が大人気を博している。一発撮りだからこそ滲み出る人間味や芸術の儚さを、こだわり抜かれたカメラワークと高音質で届けてくれている。「THE FIRST TAKE」と「Dispo」は全く別ものだけど、なんだか根本的なコンセプトの部分で共通点を感じてしまう。2つのコンテンツの特性を自分なりに分析し、世界がこれから求める価値観を自分なりに解読してみている。

「ミニマルにシンプルに、飾らずありのままの姿で、その一瞬の儚さを。」
そんなことが大切とされる時代がやってきているような気がしている。

※以下、自分のDispo展をやってみる!

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最後までお付き合いいただきありがとうござました...!


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