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Excel for MacでF1(ヘルプ)を無効化する

Excelで最もよく使うファンクションキーは"F2"だろう。例えば、文字列やFormulaを修正したいときはF2を押すとテキストの最後にカーソルが点くので便利。マウス使わなくていいしね。そのままタイプするとセルの内容が消えて上書きになるので、いやそうじゃなくて、となってしまう。

中途半端なブラインドタッチしかできないので"F1"を押し間違える。ヘルプが立ち上がる。PCのパフォーマンスによっては数秒かかる。あー、またやっちまったと思いながら⌘+Wでヘルプウィンドウを消す。文字列の修正という4−5秒で終わる作業に10秒以上かかることになり作業が滞る。このイライラを解消するための作業です。

結論から言うと、設定をちょっといじればよいというものではない。マクロを書かないといけない。でもそんなに難しくない。今後のF1押し間違いを撲滅できるなら時間を割いてでもやるべき。

1)Excelを起動。
2)Preference (command+,)-> Ribbon and Toolbar -> (Customize the RibbonをMain tabにして) Developperをチェックする。Save。
3)Main tabのDevelopper -> record macro -> "Store Macro in"を"Personal Macro Workbook"にして"OK"。
4)stop recording
5)メニューバーのTools -> Macro -> Visual Basic Editor
6)VBA Project ('PERSONAL.XLSB')の"Microsoft Excel Objects" -> "This workbook"をダブルクリック
7)出てきたCode windowに以下をコピペ。

Private Sub Workbook_Open()
   Application.OnKey "{F1}", ""
End Sub

8)Excelを終了する。マクロを保存するか聞いてくるので、保存。

以上のステップが終わったらもう一度Excelを立ち上げ、F1をこれでもかというくらい押して笑ってやろう。Developperタブは非表示にしてしまえばいいですね。

今日の結論:次世代には正しいブラインドタッチを覚えてもらおう。

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