Coupe de Japon 京都ゆぶね
大会:Coupe de Japon 最終戦 京都ゆぶねステージ
日時:2021/11/27,28
会場:京都府・ゆぶねMTB LAND
天候:27/雨 28/晴れ
カテゴリー:男子エリート
距離:XCC 5.70km(0.95km×6Laps)
XCO 23.40km(3.90km×6Laps)
リザルト:XCC 2位、XCO3位
使用機材
バイク:Canyon Exceed CF SLX
ホイール:DT Swiss XRC 1200 Spline 30
タイヤ:Maxxis Aspen 29×2.25 1.3ber
コンポ:Sram Xo1 Eagle
全日本選手権XCOから一週間。この一週間は腰痛を治すことにフォーカスし、バイクに乗ることから離れていた。整骨院やスポーツアロマのマッサージを受けにいき、少しでも早く治せるように休養をとった。この大会もギリギリまで参戦するか迷っていたが、今シーズンの最終戦だったり、恩師八代さんの大会でもあり参戦することを決めた。
今大会は日曜のXCOのレースに加え、土曜にXCCのレースがある。XCCのレースはエリートカテゴリーの上位24位以内に出走資格が与えられ、レースの結果の上位8名が翌日のXCOでの有利なスタートグリットを獲得できるようなシステムとなっている。私はどちらにも出走予定だったが、土曜のXCCで腰痛が酷かった場合は、翌日のXCOは棄権すると考えていた。
土曜は天候が雨だった。かなり強い雨で時々雹が降るくらい気温が低かった。身体が冷えないように心掛け、試走を行った。去年のコースと変わったところがなかったと感じた。登りのきついパワーコース。全日本選手権の八幡浜でも感じたことだったが、木の根っこの走行スピードが遅くなっていると感じた。今年から始めたロードとトラックで脚は強くなっていると感じていたが、その反面マウンテンバイクの技術面が劣っていた。試走はフルコース2周しかできなかったが、走り慣れているコースだったので心配はなかった。
XCC
試走後はXCCのレース。スタートは2列目。スタート時は雨はやんでいたが気温は6度。寒くてアップで温めた身体が冷えていくのを感じた。スタートから抜け出してトップに出た。後ろで駆け引きするくらいなら自分から積極的にいかないと意味がない。練習していなかったからタレることは予想していたので、できるとこまで先行してやろうと思っていた。できたら逃げきりできたらなお良し。3周目にタレ始め、2番手に後退した。ペースアップに対応できなかった。腰は痛かったが、全日本選手権ほどではなかった。どちらかというと鈍った心拍の方がキツかった。順位を落とさないように走り、2位でゴール。
ゴール後はすぐさま八代さんから教えて頂いた高島にある治療院に向かった。腰痛や体の痛みに対しての評判が凄く良いということで行くことにした。レース後にダウンができなかったのは少しいたかったが、20分のレースだったのでそこまでダメージはないと思い込ませた。治療院でしっかりと施術して頂いた。筋肉(ハムストリングス)が固くなって膝が曲がらなくなっており、その影響で腰痛を引き起こしていたみたいだ。筋肉からほぐして、一か所出っ張っていた背骨を元の場所に戻して頂きました。今までの痛みが無くなり、とてもいい感じでした。今後再発しないようにするために対策とストレッチも教えて頂きました。兼田治療院様ありがとうございました。
XCO
翌日の日曜はXCO。信頼のできる治療をして頂いたので無理せずに走るようにとして参戦を決めた。天候は昨日と打って変わり晴れ。コースはどんどんドライになってきていると聞いたので、タイヤは走り慣れているMaxxisのAspenを選択。レースに向けてしっかりとアップを行った。
スタートは昨日のXCCが2位だったので2番コール。XCOのレースで久々の1列目だ。私は1列目スタートが好きだ。視界が広くて自分自身に集中できる。スタートは力を出しすぎないように2番手で走行。今考えるとXCCのように先頭で自分の走りに集中すべきだった。
後ろでマークしていたが、登り後の立ち上がりで離された。テクニックが不足していた状態だったので下りで詰めることができなかった。単独で走っていたが、さらに順位を一つ落とした。その後は単独で周回を重ねることしかできなかった。ホームストレートで前が見えても追いつく実力がなかった。結果3位でゴールをした。
エリートカテゴリーで初の表彰台を獲得できたが、勝たないといけないレースだった。XCOレースの時は腰痛はなかった。違和感はあったが走れないほどではなかった。レース後に痛くなったが。。まずはちゃんと治したい。しっかりと治療してレースに影響を及ばさないようにする。レースの敗因は単なる力不足だと思う。全日本選手権後から練習しなかったからだ。ロードやトラックで脚を作り、オフシーズンでトレイルを走ってテクニック面も補えるようにしようと思う。
今大会で今年のマウンテンバイクのレースは終了。オフシーズンに自分の課題を克服して飛躍した走りをできるように頑張っていきたい。次戦は全日本選手権シクロクロスとなる。今年最後のレースとなる。悔いのないように全力で挑戦していきたい。
竹之内監督、マルイ様、立命館大学自転車競技部、応援・サポートして下さった方々、ありがとうございました。
立命館大学自転車競技部 高本亮太
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