2級土木施工管理技士を独学で1か月で合格した方法(衛生管理者も同時受験)

私は現在、製造業で企業内の安全衛生をマネジメントする部署で働いています。
社員の労働災害を予防することはもちろんのこと、敷地内で行われる外部業者による工事などでの労働災害もKPIとなっています。
自社の製造業務よりもむしろ外部業者による工事のほうが高リスクな状態となっています。
また、外部業者に対しては直接の指揮命令権がありませんので、事故防止のためにはより高度な知識とスキルが求められます。
こんなことも相まって、建設業に関する知識とそこで必要な安全衛生の知識を身に着けるために、2級土木施工管理技士を受験することにしました。

1次検定が行われたのは10月の中旬でしたが、本格的に勉強を始めたのは9月の中旬以降で、実際は1日1時間程度、計30時間程度しか勉強時間が取れなかったかと思います。
同時期に衛生管理者も受験していたので、より時間が取れませんでした。
しかし、試験自体も十分手ごたえがあり、1次検定の合格をいただくことができました。

今回は備忘録を兼ねて、その勉強方法を共有させていただきたいと思います。

やったことは以下の2つだけです。
①テキストで試験範囲の全体像をつかむ
②過去問を何回もやる

多くのブログなどでも紹介されていますが、本当にこれだけです。
試験問題のほとんどは過去問から似たものが出ており、過去問を何回もやることで出題者の意図がつかめてくるので覚える用語や数値が感覚でわかってきます。

テキストはこちらのものを使用したのですが、過去問ベースで出題される個所を重点的に解説しているので、過去問をやってわからないところを調べるために使っていました。

過去問は有名な”過去問.com”さんを活用しました。
無料で解説までついており、5年分ほどを正答率100%になるまでやれば確実に合格できると思います。

以上のやり方で、私は合格することができました。(衛生管理者も同じ方法で無事合格!)
ただ、あくまで試験対策なので現場で活用するためには更なる自己研鑽が必要になります。
よく、資格は現場に役に立たないと言われますが、業務の全体像を体系的に学ぶには資格の勉強が一番効率よいのではないかと思っています。
また、業種によっては資格がなければスタートラインにすら立てないこともあります。
私は自己研鑽と割り切っていますが、とてもいい勉強となりました。
あとは2次検定の結果を待つのみ!


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