浴室リフォームをして気づいたこと


はじめに

ここ10年ほぼシャワーですます生活をしてきたので、浴室リフォームはレボリューションです。

こんなに湯船って、浴室の空間ってピカピカで気持ちよかったのか。

ごはんがおいしいと同じくらい、いやそれ以上のハッピーホルモンが分泌されるんですね。

10年で100万円ほどでリフォームできるなら1日300円ほど。銭湯価格よりもやすいですよ。10年に1回リフォームしたい。

まあただそれなりに大きい買い物。あたらしい浴室が完成するまで3ヶ月以上かかりました。

なかでも浴室をどうするか、そのイメージの決定に1ヶ月はかかりました。

もともとの想定と実際つかってみた感じと、やっぱり差異があって、良かったと思う反面、こうすればよかった点もあるので、良い悪いそれぞれまとめたいと思います。


良かった点

①浴室内に物を置かない

縦長の大きめの鏡があるほか、浴室内はなにも壁につけませんでした。

シャンプーなどの容器をいれるラックもない。バータイプのシャワーかけもない。シャンプーをおく棚もない。タオルかけもない。フックもない。

あるのはシャワーをひっかけるフック上下2点、浴槽の蓋二枚。あとはもともと使っていたイスとIKEAのシャンプーラック。以上。

浴槽の蓋をとめる三点フックも業者さんにつけないようにお願いしました。

こうすることによって、極力水がたまる箇所を減らして平面を多くしてカビないようにイメージしました。換気したあと拭き上げしやすい。


シャンプーラックやタオルかけ、風呂蓋置きはマグネットタイプを当初考えていました。

シャンプーラックは純正オプションのものを2個買いました。

が、初日につかったわかったことは、マグネットタイプはマグネット部分に水がたまるということ。マグネットがビショビショ。しかもマグネット自体コーティングなしのむき出し。

このまま使い続けたらマグネットの錆び等、壁に跡が残りそうでコワイ。浴室専用のものだから、そういったことの対策はしてるでしょうが。。

なのでシャンプーラックは以前からつかっていたステンレスのメッシュタイプのものを。→その後IKEAのメッシュのラックを。

これで浴室使用後はラックの下を拭くだけでいいです。

通常は一晩使いっぱなしで換気して、翌朝のこった水滴をタオルでふいて換気を消す。これでほぼ水対策は大丈夫。

②白×ベージューの色

今年2月デビューの新色を浴室ドア向かいにいれました。大理石調のベージュ。あと三面の壁は大理石調の白にしました。カラリ床もベージュ。ライトも標準で暖色です。

無難中の無難なチョイスですが、色の調和があり汚れも目立ちにくく、落ち着いた雰囲気になりました。

ガチャガチャとうるさくない。

2色でまとめてよかったです。

③保温タイプの浴槽

たしか保温タイプの浴槽はオプションで3万弱プラスだったような。モデルルームの担当者によるとこのオプションについてくる蓋を単品で購入すると1万ほどするため、保温タイプのほうがオススメとの説明を受けました。蓋は軽い。両手であおげるくらい。

実際つかってみてまだ寒いから徐々に冷めていくけど保温力はある、かな。ぬるくなったらつぎ足ししてます。

④ひろびろ排水溝

当初業者さんに100万円の予算で見積もりをつくってもらいました。その際、保温浴槽なし、排水溝も昔ながらの狭いタイプのものでした。

モデルルームで比較してみると、上の見積もりより上のグレードだと排水溝が広々。かんたんに部品がはずれて男性の拳もはいるほど。掃除しやすそう。

排水溝はいちばん汚れやすい箇所でもあるので、ここはなるべく洗いやすいほうがいいでしょう。

そんなわけで、主に排水溝の広いタイプにし、保温浴槽をつけて、諸々微調整こみでプラス10万ほど追加になりました。

カラリ床なので水はけもよく、排水溝もかるくふけば汚れません。ただ、配管のにおいをとめる筒上の部品をもちあげると、数日ですでに石けんかすのようなものがついていました。

この箇所についてはもうすこし取説よんでメンテナンスを覚えなきゃいけないんですが、ここを洗いやすいタイプにしてよかった。

⑤T社の床にしたこと

もしリフォームをする家やマンションが築10年以上たっているとか、特有の配管のトラブルがおこり得る場合、浴室の床がはずれるタイプを選んだ方がいいです。

主要メーカーのT社とL社を比較して、最初はL社がいいなと思っていました。L社の営業の方も、そもそもリフォーム後に床をはずす可能性はますない、とおっしゃってました。

浴室は湿度が高い場所、なるべくシームレスがいいよなと自分も思っていました。

が、実際に作業していただいた業者さんによると、うちのマンションは浴室ートイレをつなぐ配管のトイレ側のトラブルが多いとききました。

万一リフォーム後に床下で水漏れした場合、浴室の床がはずれないと、最悪浴室ごと全部交換となるそうです。おそろしや。

なので最終的にT社のモデルを選びました。個人的には築浅の物件であっても、万一を想定して床下ははずれるほうがいい気がします。物件に応じて要チェック箇所です。

ちなみに床の乾きやすさについて。鏡の下のコーキング箇所が若干乾きづらいです。が、一晩換気扇をまわして翌朝にのこった水滴をタオルでささっと拭けば問題ないレベル。

⑥地元の業者さんにお願いしたこと

さきほどの話の続きですが、最終的にうちのマンションでのリフォームをよく知っている業者さんに頼みました。

うちのマンションはそれなりに古いので、各居室が旧規格でつくられていて、癖があるらしいです。

とくに水周りの配管で故障しやすい場所があり、今回浴室の下をあけた際、ついでに配管の交換もしてくださることに。

そしてさらにその業者さんの倉庫がマンション近くにあるんです。

リフォーム後、洗濯機の水漏れをみつけて業者さんに連絡したところ10分で駆けつけてくれました。リフォーム後もあって工賃も無料。

マンションなら他居室で実績があり、マンションの構造にくわしくて、事務所もちかい。フットワークも軽軽な業者さんにお願いして本当に助かりました。


つづいて、

悪かった点


①タオルかけがない

これくらいはつけておけば良かったかなと。

なくてもなんとかなりますが、やっぱりあったら便利です。

上にも書きましたが、マグネットのタオルかけだってマグネット部分が濡れるんですよ。

なので気にする人は都度マグネットをはずして拭いてってやると思うんですよ。

だったら、モデルルームで実物をみて、なるべく凹凸のないものをひとつくらい、選んでも良かったんじゃないかなと、ちょっぴり後悔しています。

あるいは浴室専用のものでなくてもいいので、最低限タオルがおける磁力のあるマグネットタイプのタオルかけをつけても良かったかなと。

→後日ダイソーで磁石がコーティングされていて耐加重300gという絶妙なくっつき具合のマグネットタオル掛けを見つけました。着脱が楽で濡れても拭きやすくて重宝してます。


②フックがない

①と同様。バー付きのスポンジをかけられるフック一つぐらいあっても良かったかな。

おわりに


そのほかは、なんだろう、あまり思い浮かばないですね。

とにかく浴室リフォームは最高ですよ。

いま全人生の絶頂期にいる気がします。幸せすぎて怖いです。

まだニュー浴室を使いはじめて数週間なので、まずは気づいた点をまとめました。

またしばらく使ってみて気づきがあったらまとめたいと思います。



湯船に浸かりながら頭皮マッサージ。最高です。


入浴後に浴槽をスリスリ。


シャンプー類は一式この中に。










うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。