フイチン再見!が3巻まで無料でよめる


村上もとか著のフイチン再見!、面白かったですよ。

しかも2/26まで3巻無料でブラウザで読めます。

漫画家・上田としこ氏は女流漫画家の先駆者らしいです。

その生涯を漫画化した作品。

上田としこ氏は手塚治虫氏や長谷川町子氏と同世代の漫画家の方。

全体的に主人公の女性が躍動的で元気で読んでいて元気になれる。

戦前のハルピンや戦中の東京や満洲での暮らしぶりが垣間見れる。


気づけばアフターコロナで、10年前とくらべて海外からやってきた人がたっくさんいて、自分の子どもの頃と変わっちまったな感があったのだけど、

別に日本はずっと鎖国してたわけではなく、自分のじいちゃんばあちゃん世代の人々も海外行っていろんな国の人たちと暮らしてたんだなと。


戦前〜戦中〜戦後と、主人公や周りの人たちは時代の流れに翻弄されていく。

それって現代の僕らも、その比ではないけど、地震やら他国の戦争やらコロナやらと、未来からみたらそれなりに激動の真っ只中にいるのかもしれない。


40年以上生きていると、3.11とかコロナとか時代が変わる瞬間とか、歴史の真っ只中にいる実感とかあって、まわりの景色は突然ガラッと変わるし、これからも変わり続けていくんだろう。

この作品を読んでいて、主人公たちがいる戦争の時代の話がどこか遠くの時代の話ではなく、またいつでも起こり得る話として感じられる。

あと、戦争の前後の話にでてくる、戦前のハルピンとか東京での生活が楽しそうで輝いてみえるのはフィクションなんだろうかといつも思う。思い出美化効果のせいなのかな。

作中の、漫画家はごみ拾いと同じだよ。日常の些細なことをいつも心にためておかなきゃならない、というセリフがよかった。

3巻までの感想は、朝ドラみてる感じで、内容もセリフも濃い。


ちなみに今日みたSNSのポストで、漫画ワンピースがとうとう佳境にはいっていて、毎週クライマックスに近づいていて、いま世界的な大作が終わろうとする歴史的な瞬間にいるんだ!みたいに書いてあった。

ごめんなさいワンピース何度か通読チャレンジしたけど続かなくて、いまからでも通し読みしたほうがいいのか。ワンピースはいつも読むの迷うわ。




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