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みぞれとんかつの下にポン酢を付けさせるな

先日、ある老舗洋食屋さんに行きました。

ここは、昔からみぞれとんかつがとても美味しいのです。

しかし、ポン酢のアドオンのさせ方には工夫の余地があります。

曰く、皿にポン酢を入れているスタイルなのです。

みぞれはとんかつの上にあるのに。

誰だって、大根おろしにポン酢をしみ込ませたいでしょう?

でも、それ、どうやってやんの?

みぞれだけ、ポン酢の中にダイブさせたら、大根おろしがポン酢の中で速攻解散しちゃうじゃん。むりやん。

コックさんは、自分が作ってて、「あれ?これ、おかしくね?」ってならないのでしょうか。もしくは、他に理由があるのかもしれません。

改善を続けるスシロー

最近のスシローは醤油用の小皿が置いていません。

毎回、お寿司に醤油を直接かけるのです。

お寿司のお皿は醤油がこぼれないような溝がある形状になっています。

何故だかわかりますか?

お店側のメリット

片付けるときに醤油がこぼれにくく、食器洗い機に入れる容器は、醤油用の小皿をもう計算に入れなくてもいいのです。

こういういう地道な改善の結果、合理を追求した結果、大量の客を捌き、魚を捌き、多くの人の満足を向上した結果があの売り上げなのでしょう。

スシローグローバルホールディングスが2月5日に発表した2021年9月期第1四半期決算によると、売上収益595億2900万円(前年同期比6.8%増)、営業利益70億800万円(44.9%増)、税引前利益66億5600万円(41.8%増)、親会社に帰属する当期利益40億9800万円(35.2%増)となった。

おそらく、ちょっとした改善の積み重ねの結果なのでしょう。

老舗洋食屋さんにもそんな改善を期待するや切であります。

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