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会社人としてではなく、もともとあなたは、誰にどんな価値を提供したい人なのか知ってますか?

ワクチンの副反応で生死を彷徨っている最中、そんな声がどこからともなく聞こえてきました。

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自分はいったい何者で、誰にどんな価値を提供したい人なの?

きっと皆さんにも聞こえていたと思います。

大学に入る前、自分はDJやDJイベントを通じた様々な体験をしました。

そこらへんの話はここで

そこでの体験は学びも含め楽しい思い出だった一方で、歯痒い思いもしました。

それが何かというと、まったく認知されないということでした。

大枚叩いてフライヤー配って見込みのない客に届くよりも、無料で見込み客にリーチするSNS(当時はmixiだった)と、そのSNSの仕組みに魅了されてエンジニアに憧れてwebの業界にやってきました。

それから10年、世の中はすごい勢いで変化していました。

僕が大学生の頃はまだTVを見る人が普通でしたが、今はコンテンツの視聴はスマホを通してYoutubeを見る人がだいぶ増えましたよね。

個の時代と呼ばれ久しいですが、今では、D2CよりP2Cなんて言われたりもしています。

あたりまえですが、会社である以上、当然給料は発生します。もっと高給な人も当然いっぱいいる。当然、会社の事業だと、そのコストに見合うスケールでやろうとします。

なので、マーケットの成熟は必要条件です。儲かることでないとダメ。

価値観や生き方そのものが多様化し始めたこの時代に、マーケットの成熟を前提としたビジネスをしていていいのだろうか?と思いました。

もう一度問うけど

自分はいったい何者で、誰にどんな価値を提供したい人なの?

この回答って、しばらく出なかったけど

ひょっとしたら、自分なんじゃないか?という仮説に辿り着きました。

今できなくても、頑張ればできるようになる。
できない人なんていない、誰でもできるようになる。

可能性の開花なんて青臭い標語を自分のビジネスのテーマにしたいと思ってたけど

ターゲットってまさに自分じゃん。と思った時、妙にしっくり来るものがありました。

ターゲットはマスではなく、むしろ今の自分に近い人々で、一般常識で動くマスを超えて、もっと自分なりの考えを大切にしながら、鬼パーソナルな動きをして生きている人(ほぼ自分)なんです。

「仕事」というものが人生で最もリソースを割いて、世の中に何かバリューを生み出そうとする活動であるならば「自分の思想」を世の中に残せるほどに全うしたい。

規模や手段は問わないけど、この姿勢は大切にしたいと思います。

先にキャッシュが発生しなくていい、先に相手の価値があって、結局こちらの利益がだいぶ遅れてもいい。なくてもいいとさえ思う。すくなくとも、こちらの利益を優先するあまり、相手の利益が薄れることは1ミリたりともしたくない。

これが誰かのために生きるということなんじゃないかと。

そういえば、自分の名前はそういう願いが込められていたことを思い出した。

お金という関係性にごまかされない、人の生き方に直接コミットして相手の価値になることが自分の価値になる具体的な方法をもっと形にしたいです。

長々書いたけど、結局何も言ってない気がしてきた。

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