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pulse//code letter vol.4

「pulse//code letter」は、ヘルステック業界の鼓動を捉え、最新のイノベーションを解読するメールマガジンです。
急速に進化するヘルスケア領域の最前線の情報をお届けします。
配信は毎週火曜になります。
過去回はこちら


Editor's Log - 近況 -

こんにちわ。Ryozです。
先日、国立競技場横の明治公園に新しくできたサウナTOTOPAに行ってきました。

男性側はサウナが3パターンあり、水やソフトドリンク、あとなぜかノンアルコールビールも飲み放題でした。
ReFaのドライヤーに化粧品はOSAJIと、アメニティもいいものを取り揃えています。
また、混雑状況もすぐにWebページで確認できるところはいいですね。
近くの方はよかったら行ってみてください。
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僕の所属するキュレーションズ株式会社ですが、先日プレスリリースを出しました。

株式会社AutoPhagyGOとキュレーションズ株式会社が健康寿命延伸に向けた「攻めのAgeTech」に関するMOUを締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000107643.html

今回、XPRIZE Healthspanというコンペティションに参加、チャレンジすることにしました。
XPRIZE Healthspanは、人間の老化に対するアプローチに革命を起こし、健康寿命を積極的に10年(目標は20年)延伸することを目的とした、7年総額1億100万ドルの世界規模のコンペティションです。
今回は株式会社AutoPhagyGOと共に挑戦する宣言としてリリースを出しました。
このコンペティションにエントリーしているスタートアップは世界中の投資家たちも着目しているようです。
興味のある方は一度見てみてください。


Trend Radar - 最新業界ニュース -

この一週間の間に国内外で起きたヘルスケア関連の出来事やニュースをピックアップしてお届けするコーナーです。

HITO病院での生成AI導入事例

病院で生成AIはどう使う? フル活用する病院が明かす“5つの事例” 初めの一歩は「全職員へのiPhone配布」
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2407/26/news136.html

病院DXにおいて、HITO病院は他の病院よりも先んじて様々なチャレンジをしています。
職員全員にiPhoneを配布し、いつでもCopilotを使える状態を実現。
一部の研修医はApple Watchから音声でCopilotへ質問ができるようにしている。
生成AIの活用が浸透していく上で、ハルシネーションは問題視されているし、医療の現場で間違いを起こしてはいけないのは当然だけど、間違いを起こすのは人間も一緒であり、どんな場面でどんな意思決定に使ってよいかを明確にすることが重要。
このHITO病院ではグループワークにも生成AIを入れて議論を闊達にしたりと、医療でなくても参考になる。

ヘルスケア投資が活発でなくなってきている

「健康×デジタル」新興への投資低調に 成熟企業へ集中
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC313W10R30C24A7000000/

世界のデジタルヘルス分野のスタートアップによる資金調達額は前四半期比26%減で2014年以来最低らしい。
アーリーステージへの投資は減っているものの、ミッドステージは増えている。
体感としても、健康関連のサービスよりも、医療機器だったり、食事改善系など明確なソリューションを持った企業が投資を受けている印象が強い。

臨床エビデンスに基づいたAIサービスを迅速に開発できる体制作り

エクサウィザーズグループのExaMD、 医薬品開発支援のシミックホールディングスと業務提携
https://exawizards.com/archives/27815/

これからのNon-SaMD、SaMD、DtXを進める上では、このようなアライアンスもしくは自社内で全ての体制を整えることは必須になってきます。
個人的には、内容がどうあれ、ヘルスケア系で新規事業をやることが確定しているのであれば、先にこのようなスキームを組み立てるべきだなと最近感じています。
特に大企業はこのあたり速く動かないといけないですし、考えを求められる機会も増えてくると思います。

低分子医薬品の創薬を加速化する

大塚製薬、米国の創薬スタートアップ買収 1200億円
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=071&ng=DGXZQOUC017C70R00C24A8000000

買収されたスタートアップはJnana Therapeutics
売上高29億9000万円、営業利益△80億8000万円、純資産9億900万円。買収金額は約1208億円(8億ドル)ということでそれなりな規模での買収。

自制機能のコントロールがヘルスケアで重要なポイント?

健康を優先した食べ物の選択における脳機構を解明: おいしさの誘惑を乗り越える自制心
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20240730140000.html

つまり自制機能が強い人ほど健康意識が高い。
そうではない人が多いから、ヘルスケアサービスには短期的に”報酬”を与えるインセンティブ機能が多用されるんですよね。
・自制機能を鍛える
・自制機能をごまかす
このあたり考えてみようかなと思いました。

ヘルスケア企業&スタートアップ企業リスト

20 Health and Wellness Companies & Startups on the Rise (2024)
https://explodingtopics.com/blog/wellness-startups

Exploding Topicsがまとめた20社。
ここのニュースレター、各業界のトレンドなどをキュレーションしてて良さそうなので登録してみました。


HealthTech Vitals - 決算が語る業界の動向 -

この1週間の間に出た決算の中から、ヘルステック関連企業の決算をピックアップします。

BCC株式会社の決算説明資料を見ていましたが、「地域新成長産業創出促進事業費補助金」を使う案はいいかもしれないですね。
この補助金の中に、地域DX支援活動型という項目がありますが、これは、

地域DX支援活動型では、地域の主力産業・業種が抱える課題に精通した産学官金の専門家による地域企業への課題分析・DX戦略策定・サイバーセキュリティ対策の伴走支援等の体制を構築し、地域企業がDXを実現させるために必要な経営・デジタルに関する専門的知見やノウハウを補完するための各種支援活動を促進することで、地域企業のDXを強力に推進し、地域企業の生産性向上を加速させることを目的とします。

https://www.regional-dx.jp/

こうなっているので。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240807564538.pdf


Crosstalk - 異分野のテクノロジーとイノベーション -

ヘルスケア外でRyozが気になったものをラフに紹介するコーナーです。

Slideland
https://www.slideland.tech/

決算説明資料だけではなく、各社の様々な資料がアップされていて参考になります。

Outro - 編集後記 -

実は先日、生まれて初めての精液検査をしました。
精液検査はどのように見るかというと、WHOラボマニュアルというものがあり、ここに精液で見るべきポイントとその下限値が示されています。

気になる結果ですが、満たしてない項目もあり、医師から言わせると「まぁギリギリライン」とのことで、対策は任せるとのこと。
タバコは絶対に良くないけど、タバコを吸ってないのであれば、特段生活習慣を変えてすごく良くなるかというと微妙とのことで、気になるなら漢方でも飲めば?って感じでした。(そんなものなんですかね)
ちなみに運動率が良いにも関わらず、前進運動率が下限値よりも低い。
前に進もうとせずただ多動な精子たちみたいな感じでした。
もし、妊活を行っている方はとにかく精液検査だけでも早めにやることをおすすめします。男性の検査はただ精液を提出するだけですからね。

今週はお盆のため変則的にお届けしました。

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