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2024早速よく使ってるプラグイン!

こんにちは、こじまです。2024も色んなプラグイン使って制作しています。
早速たくさん使ってるものを紹介していこうと思います。構成考えてみたらだいぶ量があったので、文体の推敲とかし過ぎずに、がしがし書いていきます!
ではでは

ARTURIA「Filter MS-20」

ステップ/エンベロープフィルターにもできるが、もっぱら普通のフィルターとして音作りに使っている。

Lo-Fiの音楽を質感を作ったり、ドラム素材を太く暖かく仕上げたい時に。何気にピアノにもよく使ってる。サチュ用のフィルターとメインのフィルターが独立しててwet/dryできるので、適度にハイパスしてカサカサの歪みにしたり、ローパスでジャリジャリを防いだり、端的に言うとラジオトーン作るのに最高にベンリ。AudioThing「Reels」、Sir Elliot「RT-1」、Waves「Butch Vig Vocals」もよく一緒に使う。

TAPE TYPEでITやFRにしてよりふにゃふにゃにしたり、FLUTTERを上げてよりふにゃふにゃにしたり、ECHOかけつつTIMEをいじってよりふにゃふにゃにしたりできる。ピッチのふにゃ感が他のテープ系よりかなりエグくて面白い。
32bit時代の骨董品のようなプラグインだが、これより汚い音になるプラグインは知らない。昔のハンディレコーダーでリミッター入れてバンド一発録りしたみたいな潰れた音像を酷いノイズと共に吐き出したりできる。


コンプ感を出しつつTUBE / SOLID / Filterで歪みをつくる。輪郭のしっかりしたサチュ。Lo-FI用途としては上記たちの補助だが、普通のシーンでむしろガンガン使える便利なやつ。


Slate Digital「FG-X2」


マスターに。クリーンなトランジェントシェイプ。負荷を気にしなければバスに使っても良い効果。最近同社のHeatwaveに手が伸びがちだが音質変わり過ぎる問題を感じた時にこちらを試したりも。
初代FG-Xもこちらよりがっつりワイルドにシェイピングできるので実は選択肢になりうる。

トランジェント系は他に、NI「Transient Master」、Abletunes「Attack Knob」を使っている。どちらもシンプルで効きが良い。時間指定まではできない組み合わせなので、今後強化するならそういった方面。WavesのTransXを使えば良い気もするのだが、なんとなく肌に合わなく使う頻度は低め。(たまに使うと効果の高さを実感はするのだが)

とってもシンプル。Limitが付いてるので気分的にガッツリ上げやすい。TransXは結構outに赤がついたの見て気分的に控えめにしてしまう所があり…
あと硬すぎる音のAttack下げるのも曲全体の音像を結果的に大きくしてくれる事がある。
もっとシンプル。少しタイムが長めのパコンっ!てアタックになる。カンタン且つ存在感は抜群だが、素材によっては音の切れ目がプチプチ言ってくる事もある。


Melda Production「MDynamicEq」

番号のツマミを横に動かすとQが増え、下(上)に動かすとリダクション(ゲイン)が大きくなる。慣れるとメチャサクサクだ。

少し慣れれば最高に使いやすいダイナミックEQ。階層掘ればかなり深いところまで設定できるが、基本的な機能だけでも十分過ぎるくらい。

ダイナミックEQ自体は、ピアノ、ドラム、膨らみの大きいパッド、マスター等によく使う。(汎用性が高くどのトラックにも効果的に働くのだが)
ローエンドが下にはみ出過ぎなキックやシンセベース、
レゾナンスが中域に集まり過ぎるピアノやシンセパッド等の和音モノ、
ディエッサー的に抑えたいドラムや歌、
等々と何でもOKだ。

ただしマルチバンドコンプより気分的に軽率に使えるが、全部を均し過ぎると面白くない気がする。それぞれのパートが程よく出たり引っ込んだりのコンビネーションを作って音楽にメリハリが生まれるのは念頭に置いて使いたい(本当にベンリ過ぎて軽率に挿したくなるので)。


Melda Production「MRythmizer」


メチャクチャ挙動が複雑でプリセット以外あまり使いこなせていないがタンテが入っておかしくない曲ならいつでも使うチャンスをうかがいたいくらいには面白い。Meldaは高品質&変態、というのが如何なく発揮されてる。

スクラッチならUVI Scratch Machineも併用。

サンプルベースだがかなりバリエーション広く”それっぽい”のがポンポン出せてベンリ。

ピッチダウンなら、PlektronのVinylizerも面白い。Dust多めにしてStopした時のノイズと一緒くたにピッチが落ちていく質感はプラグインでは唯一無二な気がする。だいぶしっかりアナログなのでは?という質感の素材が作れるので時間がある時はコレかけたのもレンダリングして素材にしている。

どのパラメータもとっても良い感じに汚し系の仕事をしてくれる。


NI / Guitar Rig6 「REPLIKA & RAUM」

A: Reverb、B: TS→Delayと並列にして、最後にX-Fadeでブレンド、という構成


前者はディレイ、後者はリバーブ。どちらも無料範囲内に入っていて且つ大変使い勝手が良い。アンビエントな雰囲気が得意。ピアノやシンセの外付けエフェクトとして取り合えず挿しておくってレベルで汎用性高。
両者は直列にしても良いし、Rig内のSplit mixというツールを使って並列にしても良い。
ディレイだけは原音をTSで歪ませてから入れたりとか、割と何でもアリだ。(よりばしゃーーーって拡がる感じになる。シューゲみたいな)
GRは本当にギターアンシミュの枠を超えて、マルチエフェクターとしての使いやすさが高い。例えばAmplitubeはいかにもギター用に特化した作りになっているのだが(替わりにMixBoxがリリースされている)。


今回は以上!プラグインはホントいくら持ってても良いし楽しいものですね。
今気になってるのは、汎用ビットクラッシャーと、Audio BlastのBreadSlicerです。
それでは、またお会いしましょう!

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