ハロウィン「無料」ワンマンを終えて得たもの
30日は急遽の発表にも関わらずハロウィンワンマンにお越し頂き本当にありがとうございました。
今年は開催する予定のなかったハロウィンを楽しむことが出来て本当に良かったです。
この日、個人的にステージの上で自分的な『事件』が起きました。
『Eldo_rado?』を歌い切った後、マイクを落としました。
と言うか、【落ちた】という表現が正しいように思います。
その時の自分の表現がマイクを落とすことで完結する。だから自然とそうなった。勝手にそうなった。
そんな感覚です。
ここまでは良くあることです。
そこから間髪を入れず『MAD SQUARE GARDEN』に繋がり、演奏が始まりました。
マイクスタンドをセンターに置き、当然の如くマイクを拾おうとしました。
が、拾うことが出来ませんでした。
「拾いたくない」という、ステージの上での初めての感覚が襲いました。
その時の表現の上で拾うことが出来ない以上、そうあることが自分にとって絶対です。
この感覚には従わなくてはならない。
ではこの状況下で自分は何をするべきか。
答えは明白で、『マイクを使わずに歌うこと』でした。
マイクスタンドもすぐ無意味に感じ、床に投げ捨てました。
【声】が物理的に届かない以上、それ以外の全てを使って【歌】を伝えるしかない。
人生で初めて、マイクを使わずに一曲【歌い】ました。
フロアの皆様はなんのこっちゃだったと思います。
ですが本当にやって良かったと思います。
【声】が無い以上、メロディも歌詞も何も分からなかったはずです。
しかしながら、【何か】を強烈に届けられた確信は間違いなくあります。
自分はこれでいいと思います。
かといって、狙って同じことをやることは今後無さそうだなとも思います。
次のライブは、あの日の『MAD SQUARE GARDEN』の心の置き方に【声】が加わります。
そのことがすごく楽しみです。
文章だとマジで意味が分からないかと思いますが、とても意義のあることが起きた日だったということをこの場を借りて伝えたいです。
また自分が変われそうです。
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