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違いがある、言い換えると「味がある」

おはようございます!
ダウン症に特化した小児リハビリをしている理学療法士の胡崎亮介です。
4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)理学療法士という、リハビリの仕事をしています。
ダウン症に特化した訪問看護ステーション
ダウン症に特化したオンライン講座
を大阪府堺市で運営しています。


Noteでは、ダウン症に関すること育児に関することリハビリや、仕事に関することをゆっくり投稿していこうと思います。

今回のテーマは
「違いがある、言い換えると味がある」
の内容で、お話させて頂きます


「障がいがある」は違いがあるにフォーカスしている

フォーカスするものによって見えてくるものは違ってきます。
例えば、親のいう事をニコニコ笑いながらいつも聞いてくれるA君
事あるごとに反抗してくる自我の強いB君
幼少期はそれが「個性」と見なされていることが
集団生活・社会になってくると、その見られ方は変化してくると思います。
大人社会でもそうです。ルールに沿った行動がとれるか。人と同じ行動がとれているか。というのは社会人の基本的なスタンスとして必要なことだと考えられがちです。

では一方で音楽や絵画などの
芸術面の世界から見ればどうでしょう?
全く同じ音楽や絵画は、世の中に2つも必要はないですよね。それらは、機械的にコピーをすればいいだけの事で。
この世界での正解は「いかに自分を表現するか」という見え方になるように思います。

「違いがある」ってのは本当は当たり前のこと。それでこそ普通のこと。だと思います。
同じ顔の人はいないですからねー。
そこに「味があるなー」と感じる見かたがあれば、フォーカスしているものはだいぶ変化します。

いつもニコニコいう事を聞いてくれるままに
大人になったA君は、ルールを守り、マニュアルが一番の、みんなと同じ味
自我が強く、自分の気持ちや行動を表現していきたい大人のB君には彼なりの味がするのかもしれません。

ま、実際はそんなことにはならなくて、A君にはA君の個性が勿論ありますが、クルっと見かたを変えた時に、また違うことが見えてきますよね。
こんなのも味わい深いものですね。

っというお話でした!



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