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ダウン症に特化した支援を学ぶ【ダウンアカデミー】について

こんばんは!
ダウン症に特化した小児リハビリをしている理学療法士の胡崎亮介です。
4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)理学療法士という、リハビリの仕事をしています。
ダウン症に特化した訪問看護ステーション
ダウン症に特化したオンライン講座
を大阪府で運営しています。


Noteでは、ダウン症に関すること育児に関することリハビリや、仕事に関することをゆっくり投稿していこうと思います。


今回のテーマは
「ダウン症に特化した支援について」
の内容で、お話させて頂きます。

少し長い内容ですが、ダウン症に関わる上ではすごく大切なテーマなのと、割と正直な意見を書いていますので、興味のある方は読み進めてくださいね。


○○に特化したお仕事

何度か僕の記事では触れたことのある
【ダウン症に特化した】という言葉。これは純粋に沢山のダウン症のお子さんに接してきて
リハビリとして実施してきた中で見えてきた事を【特化した】という表現にしています。

何かそういう資格があるの?
誰かが認めた基準があるの?

これに対しての答えは、残念ながらNOです。

ですが、今自分が関りを持っている仕事環境では
圧倒的にダウン症児に接することは多いと思います。
僕の場合は、家族にもダウン症の息子がいますので、毎日必ず一度は接していますので、なお多い状況だと思います。

何故こんなお話をしたかというと
その環境だからこそ、見えてきたことがあるという事なんです。

「小児リハビリ」と聞くと
小児のリハビリの専門家だと感じると思います。実際にそうですし、僕自身もそう思っています。

ただ、一言で小児リハビリと言っても
その幅は広いです。
生まれついて脳の障がいをもつお子さん
内臓の疾患をもつお子さん
精神や知的に障がいをもつお子さん
未だ解明されていない難病といわれるお子さん

そんな広い幅のある中「ダウン症」という
21番目染色体の症候群
様々なリハビリ支援の形があるかとは思いますが
沢山の経験から、そこで見えてきたものに
特化して見落とされてさしまいがちなことを、しっかりとキャッチすることができれば、それは、本人や家族さん、そして支援者の方々やそれに通じる社会にとって良いのじゃないかと。
そう思っています。

ダウンアカデミーをやる意味

今、僕は「ダウンアカデミー」というダウン症に特化したリハビリ、支援の
見かた・介入(評価・アプローチ)についてを
講座でお伝えする場を今年からスタートして
現在2期生さんが終了した所です。

ダウン症に特化した講座というのは
ダウン症のお子さんと日々リハビリの中で関わっていると見えてくる
これどう支援してあげたらいいの?を
発達段階に合わせた内容でお伝えをしています
(その後、この講座内容は、低緊張のお子さんや他のお子さんの発達支援にも転用できるよとのお声を頂きました)

僕自身、ダウン症児が生まれて
父親として、理学療法士として何もできなかった当時の経験があります

当時の自分に対して
正直に言えば、理学療法士っていう仕事をしていても
ホントの所は全然わからないんでしょ?
ちゃんと知りたいけど、教科書には何も書いてないんでしょ?
何からどう手をつけていいのかわからないんでしょ?
と、子どもと関わりながら、そう言われているような気持ちを勝手に持って、自滅していたこともあります。

そんな当時の自分に伝えてあげたい
「こんな考え方があるよ」
「こうしてみるとどう?」を
このダウンアカデミーでは盛り込んでいます。
もしこの記事を読まれて気になった方がいれば
こちらの公式lineから覗いてみてくださいね

これからの方向性

そんなこんなで、ダウン症に特化した
ダウンアカデミーについて、自分の思いを綴ってみました
さて、今後はこの講座をどうしていくかを考えて

・より専門的で実践的なこと
・それを補える基礎の部分
・そうして実践していきながらの
 コミュニティとしての情報共有や、相互研鑽
・講座の形を現代に合わせて変化させていくこと

こんな所をテーマに来年度のプランを作っていっています。
この取り組みがいつか、誰かの、どこかでの支援に役立出るように。

そんな事を考えながら、このダウンアカデミーと共に成長できればいいなと思っています。



良ければ応援よろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました!!


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