正月に中学の友達と遊んできた

年末年始はほとんど予定がなかったのだが、中学の同級生との新年会と、高校の野球部の新年会がちょうど同じ日に重なってしまった。高校の方はエアビーを借りて泊まりだったので、先に中学の方に行って途中で抜けて高校の方に行った。

中学の方は3ヶ月ぶりぐらいだろうか。岡山の大学に行っている子も帰省していて1年ぶりぐらいに会った。最初顔を合わせた時に、もっと喜んで寄ってきてくれるのかと思ったがほとんど無反応で少し残念だった。

でも一緒にいる間にだんだんと打ち解けて話せるようになってきた。単純接触効果はすごい。女の子たちがコストコに食べ物買いに行ってくれてたので、最初のうちは男たちだけでカラオケでだべっていた。今振り返ると、中高生みたいな過ごし方だ。

夢を真剣に追って生きていて、その真っ只中にいるような奴はこういう過ごし方はしないのかもしれないが、俺は全く現状そうじゃないし、そういう過ごし方ができる友達がいることはありがたいことだと思う。健康運も少しは上がっただろうか。

久しぶりに会う男友達は、少しかっこよくなっていたような気もする。俺と違って毎日色んな人と関わっているだろうから、運気も高いのだろうか。もっと人と関わらなくちゃな。そして、人が寄ってくるようなポジションを獲得したい。

「俺はニート」みたいなよくわからない冗談を飛ばしてる奴がいた。よくわからないのですべっていたが、俺は自分がほぼニートみたいな状態なのでドキリとした。

その後で今何をやっているのか訊かれ、うまい具合にニート開示することができた。深刻な雰囲気にならなかったのはよかったのだが、攻撃的な奴が二人いたのでその後やたらニートをいじられた。

女の子たちがやってきた。場が華やぐ。同級生のことを「女の子」と認識することができるのは後どれぐらいだろうか。でっかいビザやチキンや寿司やカリフォルニアロール?やポテチを買ってきてくれた。

こないだ美容師をやっている子に誘われて一人でヘッドスパを受けに行ってきたのだが、その時よりもおしゃれに見えた。女の人は仕事の時よりも遊ぶ時の方が着飾るものだろうか。それとも、男がいたからだろうか。

でもインスタのストーリーを見ている限りみんな彼氏がいるっぽい。それを知っていたので、少しテンションは抑えられた。地元の女の子、そこまで可愛いくもないし賢くも見えないけどみんな結構カッコいい彼氏がいる。

それからはよくわからない韓国グループやヒップホップアーティストのPVを流しながらだべっていた。韓流アーティスト、全員同じ顔に見えてしまう。

イケメンで攻撃的な奴になぜ大学をやめたのか訊かれ、友達ができなかった経緯を話した。たぶん根は思いやりのある奴なので、なんか同情していた。

中学の時は彼らのことがなんだか格上のように見えて萎縮している部分があった気もするが、こないだはだいぶと対等な意識で対話することができた気がする。ここ何年もずっと自分のことや人生のことについて考え続けてきた成果かもしれない。

女の子もいたし、男も仲良くしたい奴ばかりだったのでもっといたかったが、高校の奴らが寝てしまうのが怖かったので、途中で抜けた。男も女もみんな手を振ってくれて、愛されているような感じがした。建物を出た時に雨が降っていて傘を忘れたことに気付き、少し気まずさを感じながらも戻るあたりなんとなく自分らしい気がした。

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