見出し画像

振り返り(2024年5月)

サムネは実家で祝ってもらった時の誕生日ケーキ。(弟の誕生日と母の日祝いで合同開催)久しぶりに家族揃っての誕生日で懐かしさと温かさを満喫した🎂


今月のハイライト

ピックアップしていくつか。

家族との時間

今月はGWや法事などなどが重なってよく実家にいた月だったな。家族の時間、本当に心地よくて大事にしたい時間だな〜と再確認した。変な話いつまでもこうやって集まれるかもわからない。会える時は会おうと思うし、さりげない時間も大事にしたい。

祖父母家の裏庭借りてBBQ🍖


いい人すぎるよ展

ずっと観に行きたかったシリーズの展示へ!なんでこうも絶妙なところを思い付けるかなぁ。。。と思うほどに絶妙なシーンがたくさんあって面白かったなあ。この展示の企画会議絶対楽しいでしょ。

下の名前が難しい漢字だからめちゃ共感した笑


対話の授業

尊敬する対話実践者のカズに誘われて、武蔵野大学の授業に社会人サポートとして参加。思い思いに話して交わる場の尊さと、この場が与えるみんなへの影響を感じながらとても温かな気持ちになったなぁ。人が出会い、語らいあうパワフルさを感じたよ。大学1年生をみて、キラキラしているな〜って思った。これからまだ何にでもなれる存在。でもそう思いながら自分たちもまだまだこれから変わりゆく存在。大学生のフレッシュさに負けないくらいに命を燃やしていきたいぞ!

庭で対話するの気持ちよかったなあ。


祖父との面会

祖父が体調を崩したとの連絡で急遽面会へ。祖父は既にだいぶ前から認知症でもう離せない状態で寝たきり。ちょうど一年前にも面会に行ったんだけどあまりの変わり果てた様子に自分はうまく自分の気持ちを整理することができずに涙を流すばかりだった。幸いなことにまだ祖父母が健在で、死というものを実感する機会がないのだけど、今回は伝えたいことをたくさん話しかけることができて、以前より気持ちの整理ができていることを確認できてよかったな。手を握ると強く握り返してくれて命を感じた。死ぬなんてことは考えたくもないのだけど、母親が「おじいちゃんもよく頑張ったよね。」って言っていて、避けられない出来事だし悲しいだけじゃない何か複雑な感覚を抱いた。できる限り生きていてほしいと思う一方で、これまでよく生きてきたのだから生きたいだけ生きてくれれば嬉しいよというニュアンスというのか。


今月触れたもの

オールジャンルで印象的だったものをいくつか

なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

心の中の他者は遠ざければ遠ざけるほどに危険な存在になる。

臨床心理士の東畑さんの本。タイトルがまず好きだなあというのもあるし、心の見立てをいろんな角度からわかりやすく解説されていて非常に学びのある本だった。「心をシンプルに保ちすぎない」というのが大事なキーワードだったように思う。自分の心をわかりやすく解釈しようとすると脆くなる。あえて複雑に理解するということが、心のケアの大事な前提になる。

ライオンのおやつ

今というこの瞬間に集中していれば、過去のことでクヨクヨ悩むことも、未来のことに心配を巡らせることもなくなる。私の人生には、今しか存在しなくなる。

末期がんの主人公のホスピスでの最後の生活を描く小説。あったかい表現がたくさん出てきて、心が優しくなれた。もちろん作者の技量のリスペクトなんだけど、主人公のあったかさを感じ取ったような体験で、とっても素敵だったな。「人生は、種をまき、それを育てて収穫する」という表現が印象的だった。自業自得みたいな話にも近いのかもしれないけれど、自分はどんな種を蒔いてきたのだろうか。そして、その過去から流れる現実を受け止めているだろうか。そしてこれから、どんな種を蒔いていたいだろうか。大きな時の流れの中で、今を生きていく尊さを感じた。

共に変容するファシリテーション

参加者に「この状況において、私の役割と責任は何か?」と内省的な問いに自問するように促すことが、自分の行いを変えることを誘発し、奮い立たせる。

「ハムオムレツには、鶏は関与(卵を提供)しているが、豚はコミット(自らの肉を捧げる)している」という表現がとても印象的だった。
安全な場所から関わるのではなく、自分のその場に入っていって等身大で表現することのパワフルさを再実感した。コーチングにも言えることだと思う。自分が嫌われない、責任を問われない位置からではなく、その場を共にしていくことを改めて。

僕の狂ったフェミ彼女

フェミニストになった彼女との生活を描いた物語。「フェミニズム」という言葉に、なんとなくのとっつき辛さがあるままここまで過ごしてきてしまったけれど、フェミニズムの研究をしている人に紹介されて一冊読んでみた。小説だったので、まだまだ知らないことばかりなんだろうけど、まずは考えるきっかけとしてとてもいい機会になった。物語の中でもたくさんの差別用語が出てきたけど、そのどれもが発言者があまり自覚できていないのが印象的だった。これだけ自然に社会の中に横行していることであるからこそ、自分も意識できていないことがあるのかもしれないということも自覚しておきたい。

82年生まれ、キム・ジヨン

「いったい今が何時代だと思って、そんな腐りきったこと言ってんの? ジヨンはおとなしく、するな! 元気出せ! 騒げ! 出歩け! わかった?」

上記の本の流れで、一本映画も観た。こちらも多くの抑圧が表現されていて心苦しかった。結婚生活を一つとっても、パートナー同士の2人がジェンダー意識があっても親族や社会を含めての問題であるという根深さ。

ブルージャイアント

「お前は”クソだ”って言われてそれを認めてる、話にならねえべ」

世界一のサックス吹きを目指すジャズの物語。物語をかなり端折ってるんだろうなと思う早いテンポ感ながらも引き込まれる話だった。途中でピアニストの雪祈が挫折するシーンは良かったな。天才を横目に努力でのし上がってきた中での焦りや苦しさ、それを乗り越えていくことを信じる大。アツい友情だったな。海外のバーでライブを聞いた時にとても感動した記憶が蘇り、ジャズ観にいきたいなと思ったよ。


今月の気づき/今、感じていること

最近自分の行動に影響のある考え方や感じていることをいくつか。

大切にしたい人間関係を大切にする

家族と過ごす時間が多かったのもあって、改めて大切な人を大切にすることを心がけたいと思った。家族とか近い存在だけじゃなく、初めましてで出会う人も、最近会っていない人も、自分に出会ってくれた人たちには精一杯関わりたいなと思う。

仕事頑張りたい

誕生日を迎えた時に、初めて年を取ることへのプレッシャーに近い感覚を感じた。年相応に社会に貢献したり成果を出していかないとなあという気持ち。もちろんこれまでやってきたことに後悔はないし、ありがたいことに今ある仕事を通じてたくさんの人に関わり貢献する機会を得ることができている。けど、自分の基準がまだまだと言っている。もっともっと頑張りたい!というモードだなあ。

初志貫徹で

先月立てた今月の目標をいつの間にか忘れて、あれこれ新しいことしなきゃ!って気持ちに中旬ごろなっていたけど、一ヶ月単位くらいの目標であれば少し活動がずれたとしてもやり切るというのは大事だなと思い直して、下旬は元の目標に取り組んだ。柔軟であることも大事だけど、確実にアクションを積み上げていくことも大事。やり切らないことには中途半端なことってある気がしていて、いつになってもその先に進めない。とりあえず決めた通り先に進むということを今は大事にしたい。


もうすぐ今年が折り返しなのか。前半最終月、毎日を大切に生きる!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?