見出し画像

カレーは全てをカレー味に染めてくれる。

最近、スパイスカレー作りにハマっています。
カメラマンクリエイターである僕が、ついにカレーをスパイスから作る人になって、彼氏にしてはいけない3Cをコンプリートしました。

ついでに言うと、元バンドマン、たまにポップアップでバーテンダーもやってるので、彼氏にしてはいけない3B制覇まで、あと美容師だけです。
多分、やらないと思います。多分ね。


Lovegraphを卒業しました

さて、InstagramやTwitterでもご報告したのですが、2023年6月末をもって出張撮影サービスLovegraphを卒業しました。
2019年6月にジョインして丸4年、これまで300件以上の撮影に行かせていただきました。
ウェディングをメインに、家族、コーポレートなど、多くのジャンルにも挑戦させていただき、とても充実した日々でした!

お世話になった仲間の皆さん、本社の皆さん、そして僕に依頼してくださったゲストの皆さん、本当にありがとうございました。
これからも皆さんとの関係が続いていったらとても嬉しいです。

特に意味はないけど、近所のラザニアが美味しいお店

楽しくも、もがき苦しんだフリーランスの日々

最初は副業で半年間、その後独立してフリーランスとして3年半。好きなことを仕事にするのはとても楽しいけれど、一方でたくさん苦しんだ期間でもありました。

前回のnoteでも書きましたが、最初の1年は全国を飛び回ってアクティブ賞を、2年目は様々なジャンルの撮影に挑戦して年間優秀賞をいただきました。この頃から、自分の実力と、周りからの評価のギャップに悩み始めました。

もっとできるはずなのに、やりたいはずなのに、心と体がついていかない。
焦るばかりで手が進まない。申し訳なさで連絡もできないし、助けも求められない。

そんな自分を救ってくれたのが旅であり、世間の価値観に踊らされるのではなく、自分らしく豊かに生きる人たちとの出会いでした。

たくさんできることがえらい。
たくさん稼いだ方がすごい。
大きな仕事ほどかっこいい。

けど、それは他人の価値観であって、自分が心地いいかどうかはまた別。
それに気づけてからは、少しずつ自分のペースで息が吸えるようになりました。

POOLO4期のコミュマネを終えた時の。ありがとう!

カレーは全てをカレー味に染めてくれる

カレー作りはとっても楽しいです。
スパイスをホールで買ってきて、ミルで挽くところからやっています。
瀬戸内海の魚介を使ったシーフードカレーや、純日本風のチキンカレー、タイ本場の調味料を使ったガイパッポンカリーなど、毎度10人分くらいを作って、突然近所の友人に「カレー食べる?」と押しかけるのが趣味です。

自分は何もできない、と思い込んで苦しんだ時期も、カレーを作りに没頭することが安息の時間でした。
本やWebサイト、YouTubeを見漁って、様々なレシピを比較しながらスパイスを調合して…。
玉ねぎの炒め具合や、魚介の火の入れ具合など、色々試してオリジナルレシピを作っていきました。

カレー粉を入れると、全てがカレー味になる。
どんなに不味い料理もカレー味にすれば食べられるようになる。

そんな風に揶揄されるほど、カレーは強いです。
スパイスが食材の臭み、クセを抑えてくれて、食欲をそそる複雑な香りを放ちます。

僕自身にとっても、スパイスを挽いて、カレーを作る時間こそが、他人の価値観というクセのある食材を抑え込んで、全てカレー味に染めてくれるものだったのかもしれません。

みなさんも、思い悩んだらカレーをスパイスから作ってみてください。
カレー作りに正解はないし、どう作っても、何を入れるのも自由。誰に何を言われようと、取り入れても、取り入れなくてもOK。だからこそ、自分らしいカレーが作れます。
カレーは全ての悩みをカレー味に染めてくれますよ。

すみません、上手いことを言おうとしたらよくわからなくなりました。
ともかく、お近くにいらっしゃった際にはぜひカレーを食べにきてくださいね!
めちゃうまいですよ。

瀬戸内の魚介・だしを使ったシーフードカレー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?