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アーユルヴェーダ誕生まで(2)


アタルヴァ・ヴェーダ(1)
アタルヴァ・ヴェーダ(2)
アタルヴァ・ヴェーダ(3)

HYMN II

A charm against dysentery

1We know the father of the shaft, Parjanya, liberal nourisher,
Know well his mother: Prithivī, Earth with her manifold
designs.
2Do thou, O Bowstring, bend thyself around us: make my body
stone.
Firm in thy strength drive far away malignities and hateful
things.
3When, closely clinging round the wood, the bowstring sings
triumph to the swift and whizzing arrow,
Indra, ward off from us the shaft, the missile.
4As in its flight the arrow's point hangs between earth and
firmament,
So stand this Munja grass between ailment and dysenteric ill!

プリトヴィ(サンスクリット語:पृथ्वी, pṛthvī、またはपृथिवी, pṛthivī、「広大な者」)は、Pṛthvī Mātā とも訳され、サンスクリット語で地球を意味する名前であり、ヒンドゥー教や仏教のいくつかの宗派における地球の女神の名前でもある。ヴェーダでは、彼女の配偶者は天空の神であるディヤウスです。

パルジャニヤ (サンスクリット: पर्जन्य, Parjanya) は、インド神話に登場する雨の神である。マルト神群やインドラ神とよく似た性格を持つ。リグヴェーダやラーマーヤナにその名が登場しますけど、アタルヴァ・ヴェーダの冒頭でもこれら神々への讃美が歌われています。

『あなたの強さに固く身を任せて、悪や憎しみを遠くへ追いやります。
3木の周りにぴったりとくっつくと、弓弦が鳴ります。速くて揺れる矢に勝利せよ、インドラ、我々からシャフト、ミサイルを追い払い給え。四つ矢の先端が大地と天空の間にぶら下がるように、このムンジャ草は病気と赤痢の間に立つのだ!』

一万年前には既に『地球は丸い』と知っていた古代人、地球の外から何かが来てたって? ムンジャ草? 目には見えない赤痢(ウィルスや菌のこと)のことが何でこの時代の人は理解できるん?

う~む、不思議な聖典です。次はそのムンジャ草についてです。


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