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George HarrisonのHorse to the Waterを日英ミュージシャンでカバーしました。今回はフルバンドです。

今回の曲はnoteのブログ仲間のRakudaさんからの提案で始まりました。今回の曲はジョージ・ハリスンの遺作。曲のことはあとで書くとしてまず、経緯から書きます。

<事の経緯>
で、経緯ですが、noteで知り合ったベテランドラマーのRakudaさんとお話をしていた際に、コラボをしようということになりました。

実は、これとは別に先に一曲やって、私のパートもおおむね仮録音したんですが、そちらは、ボーカルをStuに頼んだところ、彼に諸事情あり「ちょっと時間頂戴」ということになり、その間に、この曲を先にやることになりました(笑)。

RakudaさんはCrossroadsというバンドを35年(35年であってますよね?)されていて、それで、そのメンバーの一部の方たちで演奏されたデータを、頂きました。それが、ドラムトラックとベーストラックとキーボードトラックでした。

それをもとに、まず、うちの奥さんにメインボーカルとコーラスを歌ってもらったんですが、男性曲ですから、ちょっとキーが低くて「曲の良さを引き出せてないな」と感じたので、そこで、Davidさんに打診してみたところ、「この曲は好きな曲なので、ぜひ歌いたい」と言ってくれました。

それで、ボーカル、David Silkさん、コーラス、うちの奥さん、ベースとドラムとキーボードがRakudaさんが所属されているバンド、Crossroadさんから、そして、ギターとホーンセクションが私という編成でのコラボとなりました。

<ジョージハリソンの遺作>
Georgeと息子のダニーの共作らしいですね。
バンドは、ジュールズ・ホランド
(イギリスのピアニストで番組もやっている人で、スカパーで観れるので、よく知っています)のR&Bバンド

ちなみに調べたところ、ジョージは演奏はせずに歌だけで、バンドはジュールズ・ホランドがやっているR&Bバンドの様でした。

<Davidさんのボーカル>
こういう曲はDavidさんにあっているかなと思ったので、Davidさんに歌ってもらいましたが、大正解でした。
ちゃんと録音してくださっているので、処理も楽でした。
ただ、Reverbを掛け録りされていて、そのままだと少しボーカルが奥に引っ込んでしまう感じでしたので、iZotope のRX10のDe-ReverbでReverbを除去し、こちらでReverbを別のものに差し替えました。
最近は、こういうことができるのが素晴らしいですね。

<Crossroadsの皆さんの演奏>
Rakudaさんたちの演奏。これはさすがに長年のコンビ!素晴らしいリズムでした。ミックスしながら、何度もにやけておりました。

私は、ほんとうはバンドサウンドが好きなので、Crossroadsさんの演奏を聴いたときに「うわ、いいバンドサウンドだな」と何度も思っていたので、今回は、ご一緒できてすごくうれしかったですし、それだけ長年ともに演奏してこられた方たちと一緒にコラボができて光栄でした。

余談ながら、最近、ほとんど自分でベースを弾いてましたから、ミックスの際に「うわ、いいフレーズだな、でも、自分はこんなフレーズはおもいつかないぞ」と思い、「あ、そうだった、これはRakudaさんたちの演奏だった」と、苦笑しておりました。

私、ベースについて、いつも、「自分のベースではベースの音になってないな」とおもっていたので、今回は、その点でもすごくうれしかったです。

ドラムはやはり本職の方は違います。しかも、今回はV-ドラムとかではなく、生ですからね。悪いわけがありません。

後、オルガンもクロスロードのキーボードの方の演奏です。

<ギター>
私はこの曲について知らなかったので、原曲を一、二回だけ聞いて、後はあえて聞かずに、コードだけ、把握しておいて、自由に弾きました。

まぁ、大きく印象は変わらないようにはしましたが、その意味ではコピーではなく、私なりの演奏です。ジョージが弾いてるわけでもないとのことですし、今回は、バンドスタイルですから、そのほうがいいかなと。

エレキを二本とアコギ一本でやってみました。ひとつはクランチトーンでシンプルにリズムを刻み、もうひとつは少し浮遊感のある感じのバッキングにし、そちらは少しひずませてStratocasterのフロントPUでやってみました。

ソロは、リズムの流れを突っ込むところとそうでないところを設けて、緩急をつけ、後は、ホーンセクションのフレーズを崩したりして、動きのある感じにしてみました。

エンディングのところは、フレーズ自体はあるあるのシンプルなものですが、少しリズムにひねりをいれつつ、曲の終わりに向けて、曲の緊張感を引き継ぎつつ終局へというかんじですかね。

アコギは、グルーヴ的な意味合いが強いですが、Davidさんはいつもアコギを使うので、それもあって入れました。

<ホーンセクション>
これは私の打ち込みです。時間がかかりましたね(笑)。最近、ホーンの打ち込みしてないし、余計にですがw。

<コーラス>
これは、うちの奥さんが担当してれました。
海外の方とのコラボは初めてではありませんが、Davidさんとは初めてです。

この曲のコーラスは高い、真ん中、低いの三声ですが、コーラスは、普通は、ミックス時に一番高いところを前に出しますが、この曲の場合、そうするとちょっとうるさい感じになったので、今回は、真ん中のパートを少しだけ前に出すようにしてみました。

ある意味、そのほうが緊張感がでて、悪くない感じになりました。
これは一つ勉強になりましたね。

<映像>
私の方はいつも通りのマルチアングルカメラです。

Rakudaさんたちのこの曲の映像動画はなかったので、これ、実は、練習風景の動画を頂いて、それを無理やりあてはめました。

早送りなのは観る人が観ればわかると思いますが、他の曲の動画の再生スピードを上げて、アクションだけはぴったりあわせました(笑)。

それほど大変な作業ではありませんでしたし、面白かったです。うちの奥さんも「おおーー」と、興奮してましたw。

うちの奥さんのコーラスは、初め普通に撮影して、軽く編集したんですが、Davidさんがちらちらこちらの画面側をみて、アクションをされてますから、それに対してのリアクションがあった方がいいかなと思い、うちの奥さんにそのように動きをつけて歌ってもらいました。

最後の敬礼はDavidさんも喜んでくださっていたので、私もうれしかったです。

と、今日は、二曲新たに撮影しました!



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