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The BeatlesからI Need Youを海外のミュージシャンとやってみました。

今回は、アイルランドのアルフィーさんとビートルズからI Need Youをやってみました。選曲は、アルフィーさんがしました。
アルフィーさんとは、過去に数回コラボレーションをしています。

彼とやる場合はいつも、彼がまず弾き語りで歌ってきたものに、後から、私の演奏をつけ足しています。

今回は、ある日、これのデータが送られてきて、「コラボするならこれどう?」と聞かれたので、「OK、やりましょう」という感じで話が決まりました。選曲が渋いですよね。アルフィーさんは50年代の曲が好きなんです。ですのでビートルズも初期のものを取り上げていることが多いです。

ただ、アルフィーさんのは、「ほんとの弾き語り」なので、後から合わせるのが大変なんですよね。この曲もボリューム奏法の頻度が高いことを除けば、曲自体は難しいことはないのですが、弾き語り的なリズムの変化が激しいので、それに合わせても演奏しても、なかなかぴったり合わない(笑)。

DavidさんやSueさんは、弾き語りでもリズムの揺れがほぼ無い(あるけど、揺れが小さく、基本的なリズムキープがされている)ので、後から合わせても、結構、合わせられるんですが、アルフィーさんのは、弾き語りでよくある、リズムで抑揚をつけているので、苦労しました(もちろん、音楽の善し悪しの問題ではなく、後から合わせにくいというだけのことです)

しかも、映像がなぜか照明を消した真っ黒なお風呂場で撮影しているので、ちょっと加工をして、今回のような映像にしました(ほぼ暗視カメラのような映像でした…笑)。

アルフィーさんは、普段から、なぜか、玄関、リビング、お風呂場、寝室など自宅のいろんな場所で撮影したものをアップしています。

今回の彼の歌とアコギのリバーブは、そのままお風呂場のリバーブを使っています。

<ギターパート>
原曲でのジョージのパートは、資料によるとギターはリッケンバッカーを使って全編ボリュームペダルで演奏したようです。

私は、ボリュームペダルもリッケンバッカーも持ってないので、Stratocaster(ストラトキャスター)を使ってボリューム奏法で再現してみました。

ですので、今回はギターは全編指弾でやってみました(その方が楽なので)。

ベースとドラムもオーバーダビングしています。

アレンジしたと言える点
まぁ、アレンジと言うほどのものではないのですが、原曲と比べた場合に、かなりテンポが遅かったので、リズムセクションは、それに合わせた感じで演奏しました。そもそも原曲は、どちらかというとタイトで歯切れが良いですからね。でも、アルフィーさんのは、ゆったりめのリズムなので(彼はだいたいこのリズムです。アコギの歯切れは良いんですが、リズムはどっちかというと常に揺れて、かつ、ゆったりしています)

ベースは、フレーズそのものは、ほぼ原曲と同じような感じに弾いていると思います。ただ、リズムの取り方は、ぎりぎりまで音を伸ばして、ゆったりしたリズムに聞こえるようにしました(これは、アルフィーさんのアコギのリズムと歌い方と違和感がでないようにするためにこうしてます)

ドラムは、原曲とは違って、変えています。そもそもテンポもかなり遅いですしね。なので、変えましたが、まぁ、こんな感じであってるかなと思います。ブレイクのところのシンバルはわざと強めにいっております(そもそも原曲にはブレイクが無い)(笑)
曲の速度も揺れているので、ドラムのパターンも複数用意して、適当にアドリブぽく叩きましたのでリンゴぽくはないかもしれません。

私は本来はコピー派ではないので、これはこれで自分たちのバンドで演奏してみた感があって、面白かったですね。ただ、ここまでリズムが揺れていると、合わせるのはやっぱ難しい!

アルフィーさん、次回は、私が創ったバックトラックを使って歌ってもらえますか?(笑)。

今回はドゥ―ビーからListen to the musicの予定でしたが、先にこっちを仕上げました!

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