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アル・グリーンのTake Me To The River 国内ミュージシャンとのコラボ。

前回のからだいぶ期間が開いてしまいました(こんなに間があいたのは初めてかも…笑)が、今回はアル・グリーンのTake Me To The Riverを取り上げてみました。

<アル・グリーンオリジナル 房之介さんバージョンを参考に>
といっても、房之介さんバージョンをもとにしているので、原曲とはだいぶ違っています。

私は房之介さんバージョンを知らなかったので、上物のアレンジは私が勝手にしたものですので、房之介さんバージョンともだいぶ違っています。

<いきさつ>
元々は、Noteの音楽仲間であるRakudaさんが、ご自身のバンドで録音された房之介さんバージョンのリズムセクションのみ音源(今回は、ドラムとベースのみ)のトラックを送ってきてくださったことから始まりました。ですから、今回は、私の選曲ではありません。

Rakudaさんのブログにも、Crossroadsさんたちによる同曲のデータがあったのを思い出したのでリンクを貼っておきます。

Rakudaさんデータをありがとうございます。これはギタリスト的には、すきかって弾いて楽しませて頂きました(笑)。

ベースになったのは、Rakudaさんバンドのリズムセクションのお二人のベースとドラムのトラックです。

その上に、Kimiのボーカル、うちの奥さんのコーラス、それに私のギター(3+1本)、そしてブルースハープを加えて仕上げました。

当初、自分のギターをデモで録音しておいて、その後、Stuに「歌ってくれる?」と依頼したんですが、なかなか録音してきてくれないので(いつもなら2日で歌ってくるんですが)、沖縄時代のパートナーであるKimiに依頼。

Stu、原曲の歌詞とこのアレンジの組み合わせにちょっと違和感があったのかもしれません。まぁ、日本人なら気にならないんでしょうが、わかりませんが、依頼してStuが歌わなかったのはこれが初めてなので。

それでKimiから、歌と映像をもらったので、その後、歌に合わせて、自分の全パートをやりなおりました。

その後(昨日)、うちの奥さんに頼んでコーラスを入れてもらいました。

<リズムセクション>
Rakudaさんとクロスロードのメンバーの方による演奏は素晴らしいですね。これで2曲目ですが、ご一緒できて光栄です。

ドラムの映像は「この曲の動画はない」とのことで、他の曲の映像を再生速度を速めて、動きに合わせて無理やりあててます。

ですので「動きはある」ものの、実際のフィルと一致しているわけではないので、そのあたりは、ドラマーの人が観たら違和感があるかもしれませんが、映像としてはこの方がかっこいいので、これで仕上げました。

<ヴォーカル>
これは彼に頼んで正解だったかなと。幻のStuバージョンもどんなふうになったかなと興味はあるんですが、でも、これはやっぱ、Kimiが歌ってくれてよかったなと思っています。完全にフィットしてますよね。

彼のボーカルはパンチがあり、個性的ですよね。

彼は沖縄でトルコ料理の店を営んでおり、休みの日にお店で撮影してます。
今回は、練習して2テイク撮影してきてくれました。

カメラも二台(一台はスマホ)を使って撮影してくれるので、映像的にはいろいろ遊べます。これはありがたいですね。

ご本人曰く「変態的な動きは若いころから定評だった」とのことで、確かに、Kimiの動きも個性的ですね。下から上に向けて歌う時は、モーターヘッドのレニーのようなというか、、、。いや、上向きのときは「死にかけの鯉」のように見えなくもない(笑)。たしかに個性的だ。それはまちがいありません。

<ギターパートについて>
ギターは、Gibson335とTelecaster、それに加えStratocasterの3本で録音し、サビと展開部の部分だけ、最近入手したGretsch 6120wを足してます。
これらは全部リズムギターです。
ですので、合計4本使ってます。

Electric Guitar :1 Fender USA 51's Telecaster Vintage Reissue 88
Electric Guitar :2 Fender USA Stratocaster AmericanVintage 57 Model
Electric Guitar :3 Gibson USA 335 Memphis 
Electric Guitar :4 Gretsch 6120W EG
Amplifier Fractal Axe FX2 XL : Fender Princeton

まんなかのソロの部分はスライドギターでやってみました。後半は、曲を知らず、どこに歌が入ってるのかも把握してなかったので、サビと被って、私のリード・ギターが入ってます(笑)。

<リズムギターの構成>
ギターは、私のオリジナルアレンジですが、雰囲気的にはR&Bぽく弾いてます。房之助さんのバージョンには、ギターが入ってなかったような気がしますが、あまり聞いてないのでわかりませんが、自分なりに変えてやってみました。
で、それぞれですが、以下のように弾いています。
完成したものを聞いても、それぞれのパートが聞き取りずらいと思うので、今回は、部分を抜き出して、各パートの音源を作ってみました。
SoundCloudにアップしてあります。
1.Telecaster
2.335 
3.Stratocaster

<二か所のソロから始めのソロのスライド・ギター>
ソロは2か所ありますが、「始めのソロ」は、スライド・ギターでやってみました。結構長いし展開もあるので、その部分だけ、何度か聞いて把握しておいてから、2テイク、アドリブで録音し、良かった方のテイクを自分で覚えなおして、映像撮影しました。

特段、誰かのスライドを意識したってわけでもなく、自分なりに弾きました。まぁ、フレーズ的にはいろんな人のが混じってますね。ミック・テイラーとか、デュエインとか。ただ、これはやっぱ自分流ってところですかね。
スライド・バーは今回はガラスのデレク・トラックスのを使いました。

使ったStratocasterはスライドをするには弦高が低かったのですが、この曲のためだけに弦高を上げて戻すのも大変なので、そのまま弾きました。結果、ちょっと擦り音が多めになってしまいましたね。

<後半のソロ>
後半のソロは、歌がまだ入ってなかったし、房之介さんバージョンを聞きこんだわけではない(一応、1、2回は聞きましたが)ので、どこまでが歌かわからず、エンディングのところも、適当にソロを弾いて、スライドの時と同じく、自分の演奏を覚えなおして、撮影時に演奏しなおしました。

<二つのソロのアドリブを覚えなおす>
自分でアドリブで弾いたのを覚えるのって大変なんですよね(笑)。デモ時点でアドリブで弾いた方のやつの方がよかったりすることもあって、なやましいところですね。

通常、デモバージョンは、初回の緊張感もあり、勢いがあったりするんですよね。それとデモの時点では座って弾いてるのでニュアンスは出しやすいのもあり、それはそれで捨てがたいことが多いんですが、しかし、動画がないから使えません(笑)

といって、YouTubeですから、動画が要りますからね。こういうのは弾いたフリは無理ですしね。

いきなり撮影にすると、動画は準備も大変ですし、サングラスも着用してるので、負担がかかるので、やっぱ、デモの仮録音は要るんですよね。

撮影の時もソロが短ければ、アドリブでいけばいいんですが、長くなると、毎回違うのを弾くのは、それでうまくいかないケースもあるのでリスクもあるので、無難に「自分のソロをコピーして再現する」という方向でやってしまうことが多いですね。

演奏しなおした方も、まずまずいい感じではいけたので、「ライブ収録」ってことで、これでよいかなと。

<ブルースハープ>
ブルースハープは「いれてみたら面白いかな」と思ったので、入れてみました。久しぶりに吹きましたので、細かいところでは、不十分なところもありますが、まぁ、こんなところですかね。

<コーラス>
奥さんのコーラスは、はじめは彼女自身が考えてきてくれたのがあったのですが、おさまりが悪かったので、その場で、私の方で、メインのフレーズを考え、それをまず、ギターで録音して、奥さんに覚えてもらって、録音&撮影しました(よくR&Bであるようなやつにしておきました。もうちょっとひねりを入れても良かったんですが、時間がなかった…笑)。その後、3度下のコーラスパートを奥さんに考えてもらって、同じく、録音&撮影しました(要素が多いので、そっちの動画は使ってませんが)。

こちらは、昨日、夕飯前に、さっとやってもらって終了w。



この曲、当初は、Stuに依頼して、一応、「やるよ」と言っていたので、しばらくは待っていた期間もあるので、なんだかんだで、時間かかってますね。

ということで、ほんとに久しぶりのアップになってしまいました。
夏で暑く、お盆もあり、その後に風邪をひいてしまったり、最近はいそがしかったりとてんこ盛りでしたw。

やりかけの曲はまだまだたくさんありますので、またぼちぼちやっていきます。

今日は、ストーンズの新曲、Angryを仮録音しました。
自分が弾いてると言わずに掛けたら、うちの奥さん、最後まで私が弾いてると気が付いていませんでした。ただ、この曲はボーカリスト次第ですかね。



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