Microsoftにもたらされた未曾有の危機を救ったCEOナデラの共感力
The Biggest Winner in the OpenAI Fiasco というWSJの記事から。
サム・アルトマンがOpenAIから追放されたことで、Microsoftによる2兆円(130億ドル)近い投資は無に帰す可能性がありました。
しかし、Microsoftのサティア・ナデラは追放直後からサム・アルトマンと密に連絡を取り、まずは最悪のシナリオにおいてもアルトマンにMicrosoftに参画してもらうという条件を勝ち取ります。
そして、ご存知の通り元々のOpenAIの流れを組む「非営利色」の強い取締役の権力は弱くなり、かつアルトマンはCEOとして復帰しました。そういったわけで、この騒動で一番得をしたのはMicrosoftだと想います。
記事ではそんなナデラの人となりを詳しく説明しています。
色々と書いてありましたが、重度の脳性麻痺で生まれた息子と過ごすことによって形成された彼の人格や共感力、今回の大騒動においてもクリケットの試合から目が離せずにスコアを追い続けた性格、この2点が気になりました。
また、彼がMicrosoftの幹部に言い放った
“Your job is to find the rose petals in a field of s—.”
糞の中からでもバラの花びらを見つけるのが君の仕事だ
という言葉が心に響きました。
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