「23andMeへのハッキング」が知らせるパスワード再利用の危険性
23andMe Hack Is a Wake-Up Call for Your Password Habits というWSJのニュースから。
約690万人の情報が流出
遺伝子検査会社の23andMeがハッカーによってハッキングされ、14,000のアカウントにアクセスし、約690万人分の情報が流出しました。
14,000アカウントしかハッキングされてないのに、700万人近い情報が流出してしまった背景には、DNA Relativesという自分の遺伝子と似た遺伝子を持つ人の情報が紐付けられていたり、ファミリー・ツリー・プロフィールに家族情報が含まれているためです。
既に流出しているIDとパスワードで攻撃された
今回は23andMeのネットワークそのものがハッキングされたわけではありません。
既に流出しているIDとやパスワードはダークウェブなどを通じて簡単に手に入れることができます。今回はこういった情報をもとに23andMeが攻撃され情報が流出してしまいました。
【龍成メモ】
セキュリティソフトやGoogleのパスワードマネージャーなど、パスワードの流出や同じパスワードの使い回しのチェックが簡単にできるサービスもありますので、気になる方はぜひ利用してみてください。
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