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イーロン・マスクがTwitterで実現したいこと(WSJ抜粋)

What Elon Musk Would Do With TwitterというWSJの記事の抜粋になります。以下、マスク氏がTwitterに求める(と考えられる)ことのリストです。

コンテンツモデレーションをもっとゆるくする

コンテンツモデレーションとはTwitterやFacebookなどのプラットフォームが、掲載されたコンテンツが適切かどうかを判断してコンテンツを削除したりアカウントを停止するなど、モデレート(Moderate)することを言います。

マスク氏はかねてから、公的なプラットフォームとしての性格を持つTwitter上では「言論の自由が保たれるべき」と主張しています。

例えば現状の永久版やTweetの完全削除ではなく、タイムアウトのような一時的にTwitterから退場してもらうペナルティを課し、時が経てば帰って来れる方式の方がよいのではとマスク氏は言っています。

ツイートが編集できるようにする

マスク氏がTwitter上で「編集ボタンが欲しいかどうか」問うたところ、400万以上のアカウントが投票し、70%以上が「Yes」と答えたそうです。Twitter社は半年前から、編集ボタンに関する取り組みはしているそうです。

上場企業であるTwitterを非公開企業にする

マスク氏は機能のみならずビジネスモデルも含め(もしかすると取締役会も含めて)大胆な改革を行いたいと考えており、上場企業であることにデメリットを感じしてます。また非上場にすることで、彼の嫌いなSEC(米国証券取引委員会)の監視下から逃れることができるのも、大きなメリットだと思います。

Twitterのアルゴリズムをオープンソースにして、コードをGithubで公開する

TEDのインタビューで、Twitterのアルゴリズムをオープンソース化して、誰でもコードの修正・変更・閲覧などができるようにしたいそうです。

課金ユーザにはブルー認証マークをつける

Twitter Blueという米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド限定で提供されいてる有料サービスがあります。

このTwitter Blueサービス加入者には認証マークをつけてあげるという話です。現状の「公式認証マーク」とは別のマークを想定しているようです。

広告への依存度を下げる

マスク氏はTwitterが、もっとサブスクリプションに依存したビジネスにモデルチェンジすべきと考えており、サブスクリプションユーザには一切広告を出さないことも考えています。

“Bot Armies” を駆逐する

Bot Armyとは、Bot(=コンピュータによる自動操作)による集団での攻撃(書き込み)のことです。このようなBotによって「0.02ビットコイン振り込んでくれたら、お返しに2ビットコインプレゼントする」と言った暗号詐欺Tweetがされています。

イーロン・マスクは、このような詐欺を見つけるたびに(通報する度に?)ドージコインがもらえるみたいなアイディアも持っています。

長文Tweetを可能にする

現状の280文字(ただし日本語や中国語のような2バイト文字は除く)では、まだまだ足らないようです。

【龍成メモ】

Twitterの黎明期にはかなりハマってましたが、その後治安が悪くなってからは、何年も使わずに離れていました。最近、また少しだけやってますが。なので、この280文字変更は実は知りませんでした。。。

日本語と英語の両方でTweetしていた時期がありましたが、英語で140文字は本当に少ないです。何か言い終える前に限界が来る。日本語には漢字があるので(中国語もそうでしょうか)Twitterに非常に向いてると思います。簡潔に言いたいことが言える。

写真はmohamed_hassanさんから

#イーロンマスク #Twitter #非上場化 #敵対的買収

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