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素直になれない…!ならないのではなく、なれない…!

※嬉しいことがあったからストレートに書こうって思って以下書き進めたのですが、書けませんでした。いつも通りくどいです、ごめんなさい(笑)

僕の好きなマンガに『ハイキュー!!』というバレーが題材のマンガがある。週刊少年ジャンプで連載されていて、今単行本は36巻まで出ている。

内容をざっと紹介してみよう。次のようになる。

「熱い性格の元気な主人公がバレーの上達のみを志向して駆け上がっていく物語」!!!

なんと単純なのだろう。

単純だけど、そこで大切にされているのが精神的な側面だから好きなのだ。

日本のスポーツマンガで「精神的なもの」というと「スポ根」的なものを想像する人もいるかと思う。でも、そうではないのだ。

主人公やその周りの人物たちが大きく成長するとき、そこにあるのは根性だけではない。

そこには自分の一番の短所と向き合う苦しさだったり、思い出したくない記憶と折り合いをつける時の苦々しさがある。

そう、とかく苦い。

そういう苦い格闘を描いた物語の中には、厳しく自分と向き合った末に捻り出されたのがよく分かる言葉がある。そこがよい。

『ハイキュー!!』から言葉を引用する。

―稀に
…練習・試合
長く・そして
多分苦しい事の
方が多い
時間の中で

ごく稀に
こういう
1本がある
 
思い出すだけで心が奮い立つような
自信が蘇るような
 
大きく険しい山を
登る途中に
 
足掛かりとなって
くれるような 1本
 
それは奇蹟
などではなく 
 
100本に1本
1000本に1本であれ
掴みに行って 掴む1本
 
稀に掴む そういう1本を紡いで
上へ上へと 登って行く

 
『ハイキュー!!32巻 ハーケン』から台詞を引用

僕はウケる文章を書きたい。
昨日も狙ってスベったけど、書きたい。

今日一日そんなことを考えてた。「あーどうやったらウケるんだ。」と嘆いた。上手い人のnoteを見た。すごく上手かった。一晩中愚痴れるくらい上手かった。(愚痴るな学べ)
それと比較してセルフでダメ出しをした。

凹んだ。すっごく凹んだ。
基本的にくどい自分の文体にも。

誰かの心に届く文章を書きたいのに、ハイになるとそんなもの(!)がどうでもよくなる自分の性癖にも。

べっこべこに凹んだ。
同じようなことでずーっとずーっと反省しては、また同じことを繰り返して…書いてたらまた凹んできた。

凹んでたら昨日のスベったnoteにコメントが来ていた。
コメント自体が嬉しいし、何よりその内容が嬉しかった。
嬉しかったから、ダメ出しを全部忘れて返答した。

その後しばらくして、そのコメントをくれた人の別SNSでの呟きを見た。

「さっきのコメントのやり取りはよかった。」とあった。

それが、心の底から嬉しかったのだ。
 

こういうことがあるから、書くっていいんだよ。
まだ実際に会ったこともないのに、こういうやり取りが起こりうる。だから書く。今日もボトルメールをウェブの海へ。

いや、綺麗事ではないんだ。
僕はとかくウケたいんだ。
ウケるものが書きたい、バズりたい欲しかない。

しかし。

しかし、本当の意味で書くことを支えるのはそういう我欲ではない。100本に1本のこのやり取り。
1000本に1本あるかないかの、このやり取りなんだ。書いたものの先に誰かがいて、応えてくれるっていう、これなんだ。

僕は多分このやり取りがなかったら、自分自身の良さまで骨抜きにして誰かと誰かの不出来なミックスジュースのような文章を書いていたと思う。

この文章に代えて、書いていたと思う。

そうだ。掴みに行く。

ウケる文章を書きたい。
昨日もとにかく滑ったけれど。
でも繰り返しだけど、それにコメントが来た。心あるやり取りができた。

もちろん他人からはより学ばなきゃならない。

でも僕はこのままで心あるやり取りがしたい。
このままで。

もちろん、学ばなきゃ、ならない。

ならないけど!

学ぶのはあくまで力の抜き方のようなものであって、小手先のやりくりの仕方とかではない気がする。

そんなことを、賞レースで好成績を残したあとに発してみたいものだね。

冒頭でも書いたけど、僕は本当に素直になれないようです。今日言いたいことって

「ぴぴぷるよ、ありがとう!」

でしかないんだけど、マジで素直にストレートになんて書けなかった。

致命的な欠陥にも気がつけて、嬉しい気持ちにもなって充実した金曜になったけど、どうしよう…。素直な投稿がまさにウケるnoteにあってこれは…。

だめだこりゃ(笑)

酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。