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【中国語は奥深い!】No.1 同じ漢字なのに意味が違う!?

みなさんこんにちは、竜馬です。

シリーズ【中国語は奥深い!】を始めました!

日本語が母国語で、これから中国語を勉強しようかなって思ってる人、そしてもう中国語を勉強してますよ、のような初学者に向けて、中国語に関連したトピックをここで紹介していきます。

このnoteで中国語を勉強するっていうより、「へーこんな表現もあるんだ」とか、「中国語喋ってみたいな」って楽しみながら読んでもらえたら嬉しいです。

中国語はやっぱりダントツ一位

今回のテーマに入る前に、ちょっと見てほしいデータがあります。

ニュースなどでよく聞くことなので、驚くに足らないかもしれませんが、第一言語という点では、やっぱり中国語の話者は世界で一番多いです。第二位のスペイン語の倍以上!

ただしこのデータは普通語(マンダリン)だけでなく、台湾で話されている客家語、香港で話されている広東語も含まれたものなので、あまり馴染みのない中国語も入っています。

(英語はなんで第三位?と思ったらこれは第一言語のデータなので、実際にノンネイティブの英語話者も入れると10億人に達する予測があります。それでも中国語の13億の話者には数ではかなわない!)

中国語に関する基本情報は以下の記事がとても参考になるので、また見てみてください。


同じ漢字なのに意味が違う!?

はい、今回のテーマです!

世界で見ても漢字を使う言語は、中国語と日本語ぐらいしかありません。しかし、漢字は同じものを使っていても、中国語と日本語で意味が違うものもたまにあります。今回はその例を6個ほど紹介したいと思います。

①算数(suan shu)

日本語だと小学校で習う算数という意味で使われますね。中国語にもその意味がありますが、もう一つ別の使い方があって、約束を守るという意味でも使われます。例えば、

你说话要算数。 → 言った事は守ってよ。 といった感じ。

おそらく数字の持つ厳密さから派生した意味だと思います。


②解(jie shi)

日本語で解釈するってありますよね。ものごとを理解し意味を受け取るという使われ方をしていると思います。中国語で解释は説明という意味です。例えば、

你可以帮我释一下吗? → ちょっと説明してくれる? という意味に。

正反対のような使い方をしているので、ぼくもいつも不思議に感じます。


③告(gao su)

相手が何か悪いことをして法的に訴えることを日本語で告訴すると言いますね。中国語はもっとマイルドに、相手に教える伝えるという意味に変わります。

诉我你的地址。 → あなたの住所を教えてください。 です。

華流のドラマを中国語字幕で見る時に、告訴って書いててもビビらないでくださいね。


④意思(yi si)

日本語の使い方は例えば、本人の意思に任せる、などがありますよね。中国語の意思はちょっと面白い使い方があります。

1.我也不好意思说。→ 私も言うのが恥ずかしい

2.这个单词是什么意思? → この単語の意味はなに?

3.真没意思。→ ほんとつまんない。(この意思は価値と同義)

4.这就是我的一点儿小意思。 → これは私のほんの少しの気持ちです。(贈り物を渡す時にへりくだって使う言葉)

組み合わせる単語や文脈によって全然意味が変わります。こういうところでぼくはやっぱり中国語は奥深いなと感じます。さらに他にも意味があるので気になる方は次のリンクへ。


⑤水平(shui ping)

日本語では、平らなさまとか、鉛直方向と垂直な方向をいう時に使いますが、中国語がそれに加えて、スキルのレベルという意味でも使います。これは直感に合ってイメージしやすいですよね。例えば、

你的中文水平真高啊! → 君の中国語ほんとうまいね(レベルが高いね)。

これ、言われてみたいですね。


⑥白(bai)

色を修飾するのに白が一般的に使われますが、中国語にはさらに無駄にという意味があります。

1.我说了那么多次,还是说。 → こんなに言ったのに、無駄だった。

もう一つ、タダで、無料で、という意味も。

2.白吃白喝白住 → タダで食べて飲んで泊まる

白という色のイメージから意味が色々派生するんですね。



今回はここまで。いかがでしたでしょうか。思い付く範囲でいくつか選んで紹介させていただきましたが、まだまだ他にいっぱいあります。中国語を勉強してる途中でもし何か発見がありましたら、ぜひぼくにも教えてください。ぼくも地道に中国語を勉強中です。

これからも中国語に関するトピックを発信していきたいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 次回をお楽しみに!

君に幸あれ!!!