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【WEEKLY 留学記②】(8/27~9/2)

今週月曜日から秋学期が始まりました。待ちに待った、授業が!!

Prerequisiteがある授業は前もって準備を

ぼくが取りたい授業のほとんどはprerequisite(事前履修科目)が必要でありました。「この授業を取るには前もってこの授業を受けておかないとダメやで」、という条件みたいなものです。交換留学生がそのままオンラインで履修登録すると、システム上の問題ではじかれてしまいます。なので、その授業を受け持つ教授に成績証明書を添付したメールを送り、履修の許可をもらうような形でクラスを登録していきました。片っ端から訪ねていったような感じなので、英文メールを書く速度は上がったかなと思います。でも、留学前からどのクラスにどのような事前履修が必要かを知っておけば、こういった手間も省けたかなと反省。。。

同じやるなら全力で

今、確定していて受けているクラスは4つ!!
「Intro to biological anthropology(生物人類学基礎)」(月水金9:00~9:53)
「Modern physical chemistry(現代物理化学)」(月水金10:00~10:53)
「Biomolecular structure & reactivity(生体分子の構造と反応)」(火木8:30~9:50)
「Biophotonics(生体光学)」(月水17:30~18:50)

なんで中途半端な53分間授業なんだ!?素数だから余計にモヤモヤするじゃないか!!

授業の内容は、生物学、有機化学、物理化学の三つを軸に広く取るようにしています。今、“確定している”と言ったのも、もう一つ、ラボに入って、研究のいろはを教えてもらえるクラスがあり、その許可が降りるのを待っているところです。もしだめだったらひたすら他の研究室を当たってみようと考えてます。アメリカの研究室を見るために来たんだからね。 

「Biomolecular structure & reactivity」の授業

正直、英語で専門の授業を受講できることにすごくワクワク。やる気に満ちています。同時に、このStony Brook大学で授業を受けていて、学生たちの姿勢が日本とアメリカで違うことにも実感しています。積極的に質問していくし、質問内容もすごく的を絞っていて面白い。まだ、テスト期間には差しかかっていませんが、テストためにというより、自分のこれからやりたいことだったり、好奇心だったりから勉強のモチベーションが湧きだしているように感じました。負けないように頑張ります。

寛容なコミュニティ

キャンパス内の随所にマイノリティに対する配慮があることを、この一週間ですごく感じました。

先ほどの授業風景の写真を見てもらいたい。左側に映る、壇上に座っている女性の方。この方、目の前の聴覚障害を持つ学生に向けて、同時手話通訳を一時間ずっとしていたのです。ぼくにとって、日本の大学で見たことがなかったので、本当に驚きで感動しました。他に色んな所に、、

至る防犯ドアは、車椅子利用者に配慮してボタン一つで開くように作られています。

キャンパス内にはLGBTQセンターが立派に建てられていて、性的少数者に対する理解の場を設けています。

あと、ドアをあけたらほとんどの学生は後方を確認して、人がいたらドアが急に閉まらないようにホールドしてくれます。

自由な国=個人主義で他人を気にしないような国、ではないなと確信しました。むしろ、積極的に他者に気を配って、お互いが生きやすいような環境にしているから、そこでみんながいきいきと自由に生活できるのかもしれません。

一日一日を大切に

あっという間に二週間が過ぎてしまいました。焦っても仕方はないが、ゆっくりもしていられない。限られた留学時間で、目いっぱいのことを吸収していきたいです。

さっき帰ってきたところだが、今日は(日付的には昨日)同じ第8期のトビタテ生とマンハッタンに行って来ました。

ボストンのベンチャー企業にインターンとして留学している先輩の話は本当に面白い。たくさんの刺激をもらい、自分の留学に対する意識を見つめ直すいい機会でもありました。

本当にこれ、一日一日を大切に。

君に幸あれ!!!