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小豆島で醤油の蔵見学に行ってきた。大人の社会科見学だね。小豆島旅行記2、【大人の放課後13】

醤油はワインと同じで、
食材によって種類を変えるんです。


この発言が衝撃的だった!


醤油を、、合わせる?


例えば、
・白身魚の刺身、タイやヒラメなどには 
淡口(あっさり、甘口)の醤油

・赤身のマグロなどには、
濃口の醤油(濃くて塩気が強い)

を合わせます。

これは、


白身魚のソテーに白ワインを合わせて、
赤身のステーキに赤ワインを合わせるのと一緒です。




これが醤油の蔵見学で知った
毎日の食が楽しくなるお話。

醤油って、スーパーで何となく安い順に 
カゴに入れていたけれども


こだわってみるのもアリかもしれない!と
僕の価値観が変わった、本日の放課後活動です……


1.小豆島、ヤマロク醤油さんへ。

今回、見学させて頂いたのは
小豆島南側にある

ヤマロク醤油さん


蔵見学は公式のHPで当日でも受け付けています!
と当時は書いてあったので、
事前に連絡を入れてから向かった。


そもそも、小豆島へは、香川県高松港からフェリーに乗り
そこからは、小豆島でレンタカーしての移動。

移動に関しては、車ないとキツイけれども
なんとか、グーグルマップを駆使して
ヤマロク醤油さん施設内の駐車場へ到着。
すると、社員さんがお出迎え。

見学会が始まるまで、
もう1組待ちます〜との事だったので

時間潰しも兼ねて
周りを見渡すと


会社の入口前には大きな樽がある。
圧巻。醤油の樽ってこんなにデカいの!?
とここでまず驚く。





記念に樽の写真を撮っていると、
見学会に参加する方々が到着。


この時は1人で行ったんだけれど
僕の他には、年齢30~60歳くらいの
家族旅行者が5人。

計6人で案内してもらうことに。


こういう見学系では
自分が興味あると最前線に立ち、
質問するの系の人間なので、

家族連れの前に立ち、
社員さんの後ろを付いていく。


社員さん?それとも担当の方…それとも代表の方??
分からないので、ここでは担当さんと呼ぶことにします。


担当さん「早速、蔵の中に行きましょう。そこで解説します!」

とても元気の良い担当さん。




2.醤油の蔵の中へ潜入!醤油の蔵に入った瞬間圧倒される(画像有)


蔵の中へ潜入。


↑樽ごとに、長い時間をかけて菌が付着していく。


まず、入った瞬間に、
樽の大きさに圧倒される。

そして、
樽1つ1つが長年使われているのだろうな。感じる。






樽も人間と同じで、1つ1つに癖や個性がある!?

担当さん
「蔵の中では、醤油を搾り出す前の、もろみを熟成させています。
最終的に絞り、醤油となり同じ味として瓶に詰められるのですが、
実は1つ1つ樽によって熟成期間が変わってくるんです。」


リョウ「同じ蔵の中でも、1つ1つに変化って出るんですか??」


担当さん
「そうですよね。同じ蔵だから、熟成期間は一緒で、その後に搾り出す。そう考えるのが普通なんですが、

まず、蔵の中でも、入口に近く空気が入れ替わりやすい場所、
反対に、同じ空気が留まりやすい場所もあります。

日当たりによって、温度も若干違ってくるし、1つの蔵の中でも場所によって環境が変わってくるんですね。」


リョウ「なるほど」


担当さん「私から言わせると。樽は人間のようであり、社員です。」


リョウ「社員・・」


担当さん「はい、樽1つ1つには”癖”があります。何度もかき混ぜたりしないといけない手間のかかる樽もあれば、手を一才加えなくても短期間で熟成してくれる樽もある。それぞれに個性があり、良さがあるんです。
だから、この樽であれば、どのようにコミュニケーションをとっていくと美味しい醤油が完成するか、私達は考えます」


リョウ「なるほど!!!面白いですね。」


担当さん「そして、癖が生まれる理由は、先ほどもお伝えしたように、蔵の中でも場所・配置によっては環境が異なるので、樽に付着する菌の量が違います。その違いによって、熟成期間が変わります」




3.【実食】ヤマロクさんの醤油をそれぞれ比べてみる


次に、実際に作っている醤油
を、試食&実演販売して頂いた。


ここで導入の回収。


リョウが調味料好きへの
道を歩み出すきっかけになったのが
小豆島のオリーブオイルとこちらの醤油


担当さん「醤油はワインと同じく
食材に合わせて変えるんです。」


この発言が衝撃的だった。

え、、醤油を、、合わせる?


例えば、
白身魚の刺身、タイやヒラメなどには 
淡口(あっさり、甘口)の醤油

赤身には、濃口の醤油
(濃くて塩気が強い)
を合わせます。

これは、
白身魚のソテーに白ワインを合わせて、

赤身のステーキに赤ワインを合わせるのと一緒です。





これを聞いた

リョウ&家族連れ「!?、なるほど!!!」


これはね、自分の中で衝撃的だった。




醤油ってどれ使っても同じだと思っていた


正直、醤油って、
どれを使っても同じだと思っていた。

例えば、

お寿司とか、
納豆とかでも、
醤油はあくまでおまけで

美味しいお寿司に醤油をかける。
美味しい国産大豆の納豆に醤油をかける。

と、美味しい食材が大切で
醤油はおまけだと思っていた。


世の中には、

割醤油、刺身醤油、燻製醤油・・など
コンビニの数よりも醤油多いんじゃね???と思うくらい

個性豊かな醤油があるけれども、
イマイチ楽しみ方が分からなかったんだよね。


醤油?
スーパーのキッコーマンでいいじゃん?安いし。程度の認識。


でも、実際に蔵見学をして思ったのが、

今日の料理に合う醤油はどれかな…
うん、この醤油にしよう(イケボ)
って感じで、



ワインのテイスティングのように
食事の中で、醤油を選ぶ楽しみがあるのだ。


Wow!大人〜〜〜〜〜〜〜〜!!



これが大人の世界か!!


あーあ!大人の世界とは
高島屋とかの高級百貨店の地下1階とかにある
味百選とかで醤油買って、2000円くらいするお刺身や
トマト1個200円くらいする野菜コーナーで買って食材集めて

高島屋ゴールドカードで決済して、
夜は、オリーブオイルと新鮮な野菜でカルパッチョとか作って
タレに醤油とか使うんだろうな〜〜〜〜〜

いいな〜〜〜〜〜〜〜

みたいな妄想が膨らんだ。


マジで大人の放課後だよこれ。

そしてね、例えば
本当に美味しいワイン飲もうとすると、
1本1万円とか超えちゃうじゃないですか。


でも、醤油って、500円とか、1500円くらい出せば
買えるし、そうそう無くならないと思うんですね。

半年…1年くらい使っちゃうかもしれない。


そう考えると、
気になる醤油を買ってみて、
料理に合わせて、気分に合わせて醤油を変えるって
すごくコスパ良く長い時間楽しめるんじゃあないかと思います。



実際に、この後で、
物産館に行って、

燻製醤油買ってみたり、
地元の醤油買ってみたり、
煮付け用の醤油買ってみたり

色々やりました。

結果、ヤマロクさんのこのめんつゆがうめぇ。
(醤油じゃないのか!って感じですがすみません)




そば食べるのも美味しいし、

薬味ネギを
許してください・・ってくらい切って

水で割った菊つゆに入れて
そうめんとか食べてもおいしい。

山菜そばとか作るのも美味しい。



そんな感じで、
見学後、しばらくは醤油ブームがきていました。。。

ヤマロクさんありがとう!
ちゃんと醤油はリピートしていますよー!



以上!

小豆島旅行記、醤油編でした!
これぞ大人の社会科見学!!

さぁ、次回予告!!
小豆島旅行最終章!!



【次回予告】


小豆島「寒霞渓」で野生の猿と共に山道を歩く。小豆島旅行記3【大人の放課後14】

大人の放課後倶楽部

小豆島「寒霞渓」で野生の猿と共に山道を歩く。小豆島旅行記3【大人の放課後14】


小豆島、寒霞渓(かんかけい)に着く。


紅葉広がる山で166cmの肉体は
オリーブ根付く大地に力強く立ち、
青く煌めいた瀬戸内の海を一望する。

周囲全てが海である離島では

同じ山でも、同じ海でも
本州とはまた違った
景色を感じ取ることができる。

大人の放課後小豆島編最終章。
どうぞ!


あ、あと、山道で野生の猿とにらめっこしてきました(小声)



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