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福岡で物語を食する幸せを僕に教えてくれた、小野の離れ博多本店さん【大人の放課後1】




先日、福岡へ行ってきました。この旅行は、

僕に「食に対する価値観の変化」を与えてくれて

立ち寄ったお店では、

”切り取られたひとつの物語”

”お皿の上で表現する”


尊い時間が流れていた。

人生で初めて、
“食とは、食材と物語を体内に取り込む事も出来る。”と知った真夏の夜。
そんな大人の放課後。



1、個人的感動のお店「小野の離れ博多本店」へ


・ストーリーと場面をお皿で表現する。


人生で、そんなに食べている訳ではないし
勉強途中、開拓途中なのが

”コース料理”
今回行ったお店がこちら


小野の離れ 博多本店


半袖短パンでももっと
脱ぎ足りないくらい

ジリジリと暑い7月の福岡、
福岡に行くのは2度目だった。

今回訪問した理由は、
ライブがあって、当時住んでいた東京から、
飛行機でひとっ飛び。



PayPayドームでっか!!!
と言いながら目的地だった
Zepp福岡辿りついた

だが、正直、ライブよりも
紹介する小野の離れさん
で体感した。



凄い!面白い!美味しい!何これ!??


といった感情が
暴れジェットコースターのように
ぐあんぐあんと、僕の脳みそを
前後、上下に揺さぶってくるもんで

ここでの食事の思い出が非常に強く残っている。


小野の離れさんは
僕が大好きなホテル、三井ガーデンホテルに
併設?される形で営業している飲食店で、

朝はホテルの朝食バイキングを
提供したりしている。最初は、


暑いしホテルの外出てお店探すのもの億劫だな〜〜〜〜

でもコンビニでご飯買うのもな〜〜〜〜〜



でもさ、旅行来たからには
コンビニで妥協するわけには行かない!!
何かこの土地ならではの食を探さなくては!!!
という、面倒なプライドを発揮していた。(旅行あるあるなのかな?)



そこで、
スマートフォンを取り出し
Googleマップで飲食店を探す。
すると、

あれ?ここ美味しそう!と一目惚れ、
しかも、ここホテルに併設している飲食店じゃあないか。

着替えて、エレベーターで1階まで降り
ホテルフロントの横を通り過ぎる。
チェックイン待ちで4~5日用くらいのキャリーケース
をゴロゴロと引いた熟年夫婦とすれ違う。


ホテルを出て、左に進むと
雰囲気の良い店構えが。

おお!これだ!!今日はここがいい!
と確信を得た。




2、店内へ。圧倒的物語の始まり。


良さげな飲食店って一人で入るのちょっと不安だよね。
入ってもいいのかな…。やってる・・・よね??
みたいなちょとした不安。

でも、店内に入ると、
爽やかなお兄さんが
席に案内してくれた。

店内の雰囲気から、
一人でも大丈夫な明るさと、
居心地のよさが伝わってきたので


「よし、ここはお金かけよう」と直感で判断した。


”良いと思ったらお金をちゃんとかける。”

それが、僕の思う大人の放課後(信念的な)


あの、このコース料理でお願いします。


コースですね。分かりました。


いやーとにかく爽やかだった。
そして、その他、

メニューを眺めていると
先にこちらが到着。




・・・・・。


今年、コロナで夏祭り中止になったりしましたから、
ちゃんと夏を感じてもらいたい。こんな状況なので金魚すくいをイメージした料理です


(このね、遊び心!キチンと丁寧な料理と遊び心のギャップがよい。ギャップ萌え!)

(写真下手でごめんなさい。金魚の形した子がいます・・)




NEXT….

・真夏の身体に染み渡る素材の甘さ




2品目。

素敵なのが
素材の甘み、旨みをそのまま
表現しているということ。


素人目だけれど
変に、調味料と合わせたりとかしないで

トマトはトマトのまま。
そしてその上に、甘さ控えたジュレが乗っている。
真夏で疲弊した身体には、濃い味付けよりも、


素材の甘みが体内に染み渡る。
そして、トマトの赤を際立たせるジュレ
ジュレがトマトの酸味と合わさると


酸味、甘みが良き混ざり具合になる。
これが舌の上に、程よい幸福を運んできてくれる。

少量でもストーリーでお腹いっぱいになるなぁと
この段階で、既に思う。
美味しい食材をお腹いっぱい
ドカ食いする楽しさも分かるけれども


"雰囲気"

"物語"

"食材"


で満たされるのも
気持ち良いなと僕は思う。

これはね、値段じゃない。
この喜びに出会うために
頑張って稼いで、お金使う。で納得できた。
これだわ。そしてこれ、




NEXT…

・緩やかな冷たいせせらぎの中では・・・



爽やかお兄さん
「せせらぎの中泳ぐ鮎の場面を想像した一品です。鮎の子供がいて、下に敷いてあるごぼうチップが川のせせらぎを表現しています。そして、鮎とミョウガ、キュウリが合うのでお野菜で更に夏っぽさを演出しています」


リョウ「(いや、助かる。本当に恋に落ちた。ガチ恋。泳いでるように見えるよね?もはや作品だよね?作品を食しているよね??すんげぇぇ!!!!!!)」





NEXT…

・旨味と優しさと夢が詰まった焼きサバ寿司



見切れちゃってるけれども
右の焼きサバ寿司がうんまい。
お店のオススメってメニュー表に書いてあったけれども

それが納得の味。
これも、サバの旨味と
表面を炙った事による

香ばしさ
そして、優しい酢飯との相性がバツグン。
単品でも食べたいなと思えるそんなひと品だった。





そしてお刺身・・・・
NEXT…

・ここで◯◯◯◯を出しますか!!???


このハッピーセットをご覧ください。
ごま漬けのお刺身(タイだったと・・)+白米+漬物+お出汁

つまり、茶漬けにして食べろと。
神のお導きが・・・。
ここまで、ひと品ずつ、
味わって食べてください。
といった意図を感じだのだけれども、
ここで
「さあ、全てを合わせてかき込んでください!」
は、ずるいって。
食べるの止まらないって・・・・・・・!




NEXT…

・お祭りの終わり、お別れのデザート




そして、最後です。
金魚すくいから始まったお祭りも終わってしまう。

デザート食べながら
暖かいほうじ茶をすする。

語彙力が喪失。
もう、幸福感溢れる・・。

しばらくぼーっとして
撮った写真見返して
いや良かったな〜と思い
ほうじ茶をすする。
なんなら、2杯目まで行ってしまった。
以上!
福岡からお届けしました!!!




最後に「食材と物語も食するという考え方」


食とは、食材と物語を体内に取り込む事も出来る。
と知った真夏の夜。

と最初に書きましたが、
これはあらゆる事に通じると思う。


例えば、
好きな絵画やアート作品を見ながら

苦く濃いホットコーヒーを飲む。
これも、物語と飲料を取り込むことで
満足感が膨れ上がるし、

好きな発信者の
夜ご飯動画見ながら、一緒に食べるとか、

学校の帰り道、友達とアイスを買い食いする。とかも、
ただのアイスだけれども



青春している実感と世界観
共有している実感
アイス

で満足度は膨れ上がる。
ちょっと形を変えると

ハイブランド品とかも
ストーリーを1時間くらいスタッフに語られて
お菓子とか出してもらって


物語
希少性
身につけた自分(妄想)

で納得して購入したり
(その後後悔することもあるけれど笑)


まぁ。十人十色の楽しみ方あるよね!!
まだ、24年(これを書いたとき)しか生きていないので
この楽しみ方を知っていきたいと思う。

本日の活動は以上!





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