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エンゲージメントレベルについて

昨今の会社経営者、マネジメント、人事部にとって、エンゲージメント調査結果というものが持つ存在感はじわじわと大きくなっているように思います。チームや部下のことを思いやっているのに、仕組みは運用できているのに、必要な投資はしているのに、なぜかスコアは上がらないということは多くの方が抱えている悩みかと思います。いったいこれ以上何をしたらよいのか…自問自答にくたびれて、チームで議論しても堂々巡りか気まずい沈黙。調査と割り切っても、やはり悪い結果からは目をそむけたくもなります。

自分が個人的に思うのは、やはり特効薬は存在しないということ。経営者やシニアマネジメントに高額なトレーニングを提供しても、サービスレベルの高いベンダーや協力会社を得ても、肩書を与えても昇級しても、やはり根底にあるものを見直し続けるしかないかと思います。ワクワクする理由があるなら、ワクワクしない理由もある。つっかえているものがあるのだとすれば、それは細部ではなく基礎にあると考えるべきです。企業文化を変えることはできなくても、チームの文化は少しずつ変えていける。ある一定の効果を得たところで終わりにせず、根底から問い続ける努力を続けたいものです。


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