NEW GUNてどんな感じ?〜vol.18〜
9/20にホルモン剤の投薬が始まり、10/2にリュープリン注射を打った。
ホルモン療法と言うとホルモンが足りないみたいだが、乳がんの増殖を促す女性ホルモン(エストロゲン)が働かないようにする治療法のことを言う。
同じ乳がんでもいろんな種類があって、ホルモン療法が効く種類のがんと効かない種類のがんがある。
1年先に乳がんになったお友達はホルモン療法もハーセプチン(分子標的治療)も効かず、抗がん剤で腫瘍を小さくして切除という治療だった。(トリプルネガティブという)
初期は知識がなかったので、私はいっぱい薬が効くあんまり危なくないがんなのかな?なんて気楽に考えていたのだが、がんが増殖するいろんな可能性を持っているということでもある。ついでに進行性である。
1回目の注射の後、子宮頸がんと子宮体がんの検査をしてください、と言われ、クリニックで紹介された近所のレディースクリニックに行く。
(もうこれ以上なんか見つかったらがんばれないっす…)
そんな気持ちだった。実はおへその横辺りにしこりのようなものが出来ていて、ちょっとドキドキしていた。
人生初のレディースクリニック。写真の胡蝶蘭が飾られ(サロン?)みたいなセレブ空間。病気の人以外に○○注射などを受けて美を保つ方々が集っている雰囲気に負けそうになる。
自分の番になって呼ばれて入ると同世代くらいの浅黒く日焼けしたサーファーみたいなイケメン先生が座っていた。
会社の検診で子宮頸がんの方は受けたことがあるから、どういう検査をするかは知っていたが、そのときは女性の先生だった。
私の文章力より婦人科検診について書かれた素晴らしいブログがあるんでどんな感じかはそちらのリンク貼っときますね。
こちらの方はやっていない『子宮体がん』の検査は超音波検査とちっちゃいスプーン見たいなので内膜を掻き出すので出血と痛みを伴います。辛かったら休んでいってね!なコース。
痛いのはもう、仕方がないのです。膣内の出血を止めるのはやはりタンポンな訳で、手袋しているとはいえ男の先生にギュッて入れられたのが40過ぎても衝撃的でした。なので、痛かったけどその場に居たくなくてがんばって帰っちゃいました。
超音波検査の結果、子宮筋腫が見つかったんですが、1.5cmくらいのが3ヶ。これくらいならまあ問題ないし、ない状態から出来たんなら問題あるかなー、3ヶ月後くらいに再検査した方がいいよー、と言われながら春の会社の検診で行く予定にしています。
肝心の結果は問題なし。クリニックで先生におへその横辺りのしこりについて聞いてみたら
「ホルモン注射の跡だよ」
と言われ、ひと安心。ホルモン注射は脂肪の多いところにさします。。。
生理が止まるまでに注射2〜3回分はかかるかな?とのこと。
治療は5年。
終わったら46歳。
ああ、もう子ども産む気はなかったけど、産まないのと産めないのはなんか気分が違うなーと思った。息子がいてくれて良かった。
そして、前回書いた軽いホットフラッシュなんかが来る。
腕はまだまだリハビリ中。
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