見出し画像

庭師便り('22.1月まとめ①)


皆さん、こんばんは( ΦωΦ )


近頃はじわじわ日が長くなってきたなと感じるのだが、17時など少し前ならもう暗かったと思う。

太陽の軌道も少しづつ変化しながら、春らしい春に向けて世界が動いているのであろう🌍


そんな今夜は、1月の庭師便りまとめ①📝



園ではサザンカが見頃を迎えていた🌼

画像28

ここはなだらかな小山のようになっているが、お客さんは立ち入れないゾーン。

この向かって右側の斜面は通路から見えるのだが、そこに以前スイセンを植えたのだった。



春の花の様子をチェック。

まずジンチョウゲ👀

画像29

今年は葉に元気が無いが、冬からじわじわ用意されていたつぼみが微かにほころび始めた感じもする。

あの香りが待ち遠しい😌



こちらはミツマタ👀

画像2

こちらも咲くと愛らしい花姿、また香りも楽しめる植物だが、つぼみはまだキュッと身を寄せ合っていた。

ミツマタは紙の原料になる木でもあるが、一万円札はミツマタから作られているらしい🤔




さて、春本番に向けての作業。

園内通路沿いにずらりと伸びる花壇があり、そこにはすでにビオラが植わっている。

画像3

その合間に数名で穴をあけていったのだが、土に差し込む器具を使い(人力)、吾輩を含め力仕事メンバーは外でも暑いくらいだった🔥



そしてその穴にチューリップの球根を仕込んでいくのだが、園では毎年しっかり冷えてきた1月に入ってから植え付けるイメージ🌷

画像4

我々チームメンバーが花壇のあちこちに散らばり、それぞれ黙々と球根を仕込んでいった。


そしてバックヤードでは、見頃の時期に園内に設置する「チューリップ寄せ植え」作り。

画像5

これは円形の枠にリサイクルに用土の袋などを敷き(穴はあけている)、土を張って球根をいっぱい並べて植えるもの。


そして冒頭に貼った写真に「サザンカ斜面」があったが、その広範囲にスイセンの球根を追加していった。

この日トータルで何球植えただろうか🤔

3000球くらいいったかな🤔🌷




次は吾輩の単独作業。

画像6

仲間の一人が手入れしているエリアだが、色々気になる事があったのでちょっとゴソゴソしてきた|ωΦ )


立ち枯れたまんまの広葉マウンテンミント、サルビア・インディゴスパイヤーの花殻などがそのままで、それらをコツコツ切っていった✂

画像7

もう下から新しい芽や葉が現れるし、地上部をサッパリさせておきたかったのである。



広葉マウンテンミントの新しい葉が顔を出していた🌱

画像8

歯磨き粉をイメージさせるような、ペパーミントよりスペアミントに雰囲気が近い香りだと思ふ( ˙꒳​˙  ).。oO



そして枯れススキ。

画像9

支柱をして束ねられていたものだが、もう時期的に撤去したかった🤔


株元から切り戻してスッキリ✂️

画像10

こういうのはマルチング材に利用できます🌿



枯れた低木も抜き、陽射しが満遍なく当たるようになってきた☀

画像11

この植栽の一部からは、この先原種系チューリップも出てくるし、春に向けてスッキリさせたかったのである。


この植栽のスイセンは毎年一番に開花するのだが、今年はちょっとのんびりだった。

画像12

陽当たりが良くなったし、のびのびやってもらいたい(現在張り切って開花中です)🌼


辺りではエリカの花も咲き進んでいた🌼

画像13

これはジャノメエリカです。




その他、風に揺れる冬のジャカランダ🌳

画像14

時期的に葉色は悪いが、去年の冬より元気そうに見える。

美しくて好きな木のひとつであります😁



また、黄色い花がいっぱいだったアンデスノオトメ🌳

画像15

マメ科植物らしく、小ぶりの豆をたくさん実らせておりました👀



そして冬のハーブ園🌿

画像16

クリシュナトゥルシーがすっかり立ち枯れていたが(全く分からない写真😂)、開花後にこぼれ種はあっただろうか🤔



ワイルドストロベリーの葉も冬らしく🌿

画像28

この葉だが、お茶にすると番茶のような素朴な風味が🍵👀



そして年明け、まだゲットウが頑張っていた🌿

画像17

前年は寒さで地上部が枯れてしまったが、この冬は一段と冷えるのに頑張っていた(°д° )



またレモングラスもシャッキリしていた(°д° )

画像18

株に力がつき、環境に馴染んできたのだろうか🤔



しかし外側や下の方は葉が枯れていたので、その部分を切っておいた。

画像19

その切った葉を適当な長さに細かくし、マルチング材にする事に。

霜から根を守る毛布のようなイメージだろうか🛌



土が見えて寒そうだった、そんなサルビア・クレベランディの辺りにマルチング。

画像20

フレッシュなレモングラスが少し乾いたような、まろやかなよい香りが漂っていた。



クレベランディの株元には、何からの白い羽根が落ちていたことも👀

画像21

水辺にやって来るコサギの羽が、風に乗って運ばれてきたとか🐦?



吾輩はある時、仔細あってハーブ畑の木々の中に潜伏していた=͟͟͞͞( ๑`・ω・´)

画像22

丸で囲った中に潜んでいた( ≖ᴗ≖​)



右手にはクレベランディ✨

画像23

吾輩の前のハウスに居た株のクローンで、ハーブの茂みの中で我々はウキウキ交流していた🌿✨



そして目の前にはエルサレムセージ🌿

画像24

この株も吾輩のベランダ出身なのだ。

立派に育ってくれてなによりである🌿✨



更に背後にはローズマリー🌿

画像25

マンネンロウ(万年朗)という名前ももつ常緑が頼もしいハーブだが、なにより香りが素晴らしい🌿✨



そんなハーブたちに囲まれ、吾輩はエルサレムセージの変色した葉を取り除いていた。

画像26

茂みの中から通路に葉をポイポイ投げていたのだが、知らずに通りがかったお客さんが

(...‪Σ( ˙꒳​˙ ;))

と驚いておられた。

...スンマセン😂




そんなこんなの、1月号庭師便りまとめ①



ラストは綿毛が飛んだ後のフジバカマ。

画像27

こんなガクだったとは🤔

このまま飾りたいラブリーさである🧚‍♀️





Adiós ( ΦωΦ )ノ