2月21日(火)『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
昨日20日にMARVELのMCU最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を見た。
個人的にMCU作品の中で特に好きなのがこのアントマンシリーズ。その最新作ということで物凄く楽しみにしていた。
これから先多少のネタバレを含みますのでご注意を。
キャシーの善意から起こる災いにアントマン一味が巻き込まれて、量子世界で征服者との大きな戦いを繰り広げるという話。
まず簡潔にいうとむちゃんこ面白かった。ぼくの中にあるアクション映画神作必須条件である、カッコ良すぎるアクション、派手度、映像美、大軍VS大軍、キャラクターの魅力などのほとんどの項目をバッチリ捉えており傑作。
唯一の懸念点だったキャシーのキャスト問題もぼくの中では問題なく、なんなら子供の時と面影がありそのまま大きく育ったように感じた。
量子世界も気味悪さと美しさを兼ね備え、さまざまな構造の生命体に溢れており、見てて飽きなかった。特にヴェブという赤いプルプルしたキャラクターが可愛すぎて面白くて欲しくなった。ただ見た目が可愛いやつほど実は恐ろしいという、この世の真理に忠実でそこもまた最高だった。ヴェブには再登場して活躍してほしいな。
戦いも良かった。大きさを巧みに変えながら戦うアクションはいつ見ても見応えあるし、やっぱりワスプがカッコ良すぎた。小さくなって回転しながら攻撃するのがイカしてた。あのシーンをもう1回見たい。カーンがゲートを通ろうとした時にそれを妨げるために量子世界に戻ってきた時のワスプは神々しくて美しくて、ワスプはMCUで1番好きかもしれない。
征服者軍と革命軍の戦いという最高の構造で繰り広げられるアクションは素晴らしかったが、ただ1つ思ったのは逃げすぎではないかということ。未知の敵っていうのもあるが走って逃げる場面が多く感じて、心の中で迎え撃てー!って叫んでた。しかし子を守る親として子の安全が第一なんだろうな。ぼくが未熟だった。家族の絆や、親の子への愛、愛する人への想いなども充分くらい描かれており感動する場面も多々。
終盤のピンチの際に駆けつけたアリの軍団は最高すぎた。キングダムの蕞での戦いに駆けつけた山の民のような高揚と安堵。アリさんを従えるヘンリーの大ボス感とカッコ良さ。完璧。あのアリさん達はそこらへんのアベンジャーズの切れ端よりかは確実に強い気がした。
敵キャラについても。カーンは正直ここで負けることはなく、そのままアベンジャーズの続編に関わると思っており、あのカーンはここでリタイアなんだと。勝てちゃったというのが正直な感想。ダレンの再登場はアツかったし、キャシーに更生されたのはいいシーンだった。仲間加入を期待していたのに…ダレンかっこよかったぞ。
エンドクレジットもポストクレジットも激アツ展開で今後がまた期待される。
いや〜最高に面白かった。
スコットラングの自伝本を読んでみたいそんなある日。
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