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地獄よりの使者(花粉)

控え目に言っても地獄。
花粉って地獄よりの使者なの?

わたしはもともとアレルギー性鼻炎がある。
家の大掃除とともにくしゃみを連発し、黄砂の飛来とあわせて鼻水を垂らすような鼻炎持ちである。
それでもこりゃもうダメだわ、となる日は年に2,3日くらい。
マックスの日がどれくらいかというと、声を出す暇もなくくしゃみを出し、鼻にティッシュをさしっぱなしにしては即びちょびちょにするくらい悲惨。
人間としての生活がままならない。くしゃみしすぎて体重が減る。

わたしの鼻炎はだいたい不快感0か100かで、ままならない日以外は絶好調。
ところが今回0か100か理論(?)を覆されている。
60~80くらいの不快感が数日続いている。
というのも、妊娠しているから薬が飲めない。
これは想像していた以上に由々しき事態である。

妊娠についてあれこれ書くのはやめておこうと思っていたけど、今回ばかりは書かずにいられない。



薬!!!!飲みたい!!!!!!助けて!!!!


不快感100の日はもうどうしようもないと諦めがつく。
薬を飲めば翌日は絶好調に戻るとわかっているし。
それがですよ、絶不調の日に薬が飲めないことで起こる悲劇。
治らん。ずっと治らん。
冷静に考えればそうだよね。
花粉様は毎日元気に飛散あそばしてるようですし。
しかもここ最近、九州は毎日晴天である。くそっ。
まさか人生において晴天を疎ましく思う日が来るなんて。


長年にわたり鼻炎とお付き合いしてきたから、家にはもちろんアレルギーの薬がある。種類を変えつつ、かれこれ10年以上のお付き合い。もはや相棒。

家にあった薬、ググってみた。

治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること

いや、なんそれ?
わからん。
素人にもわかるように書いてほしい。


鼻水垂れ流すわけにもいかないし(まぁマスクの下なのでどうにでもなるけど)、ちょっと人としてあれなのでさっそく病院に行った。

結果から言うと薬を処方してもらった。
最近飲んでるのとはちがうけど、昔飲んだことあるやつ。
レボセチリジン。
わたしが行った病院では妊娠中にもらえる薬はこれだけだった。
あとは目薬と点鼻薬ももらった。

治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること

薬剤師さんにこの難しい文言についておしえてもらった。
要するに、どうにもならんときは飲みなさいってことだった。簡単。

たとえば鼻炎を拗らせて、のどが痛くなるとか頭痛がひどいとか、そういうときは飲んだほうがいい。
くしゃみが止まらなさ過ぎても飲んでいいらしい。ありがてぇ…!


まぁ飲んでないんですけどね!!!!!


とりあえず点鼻薬と目薬から初めてみた。
今日はほんの少しだけ改善された気がする。
なんだかんだ言って薬を飲むという行為にまだビビっている。


子育て支援の前に、花粉が飛ばない森林をどうにか作り出してほしい。
うーん、全然現実味がないな。

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