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モバイルマネーが進んでいるルワンダ

ルワンダのキガリ市内での暮らしは
約1ヶ月半になりましたが、
生活に密接なお金事情についてお伝えします。

ルワンダの一番大きなお札は5,000RWF(ルワンダフラン)です。
※現在の日本円で言うと約600円(私は少し高い500円玉のお札という感覚で考えています。)

お札
5,000RWF
2,000RWF 
1,000RWF
500RWF

小銭
100RWF以下

5,000RWFが一番大きなお札なので、
出かける場所や目当ての買い物によって、
持ち出すお金をよく考えて
時にはたくさんのお札を持ち歩かなければなりません。

初めてATMから日本の約2万円分を現地通貨で引き出したときに、
恐ろしいほどの札束が出てきたので
思わずびっくりしてしまいました。

しかし5,000RWFのお札を持ち歩いても安心できません。

よくキガリ市内で使うバイクタクシーの
700~1,500RWFくらいの少額の運賃に対して
2,000RWFや5,000RWF等のお札を出すと、
運転手が十分なおつりを持ち合わせていない場合もあり、
お財布の中にピッタリの金額があるか、小銭等あるか、
気を遣う必要がります。

このようにお金のことで不便だなと感じる場面が時々ありましたが、
ここでとっても便利になるのがモバイルマネー。
MOMOペイです。

MTNというルワンダでよく見かける通信会社でSIMカードを買うと、
携帯にお金をチャージして使うことができます。
MTN店舗に行って相談したら5桁の暗証番号を決めて
5~10分くらいですぐに使えるように設定してもらえました。
黄色い傘が目印のMTNスタンドをキガリの町中でよく見かけますが、
ここでチャージができるようです。

レストラン、マーケット、バイクタクシーなど、
本当に幅広い場面で使えるのでとっても便利だなと感じました。

コロナ蔓延の際にお札の接触による
感染を防ぐためにも広く普及したようです。

日本ではおつりが準備されていることが当たり前だったので、
現金を使ってあまり不便さを感じておりませんでしたが、
日本の常識は世界の非常識であることを改めて感じます。
今まで現金を使いたい現金主義だった私でしたが、
ルワンダでモバイルマネーの良さに気づかせていただきました。

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