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思うこと:東京都知事選と安芸高田市長選の結果について

 令和6年7月7日に投開票された東京都知事選は現職の小池百合子知事が続投するという結果になりました。小池知事には都政を更によくするための運営を期待したいです。水道局の民営化というか、水道事業の民営化は止めてほしいですけどね。

 私が投票した石丸伸二氏は落選してしまいましたが、次は国政や東京都知事も同じテーブルの上にあると言っていたようです。安芸高田市長を続投するのかどうかってときも同じことを言ってましたよね。その後、そういう意味ではないとX(旧Twitter)で否定のポストをされていましたが。

 気持ちとしては理解できますし、今回の結果を受けて次のステージへというのはいいのですが、表明するのが早いというか、石丸伸二氏にとって東京都知事とはその程度だったのねと、強く希望した立場ではなかったのねということを白日の下に晒してしまったなと思いました。

 うん、石丸伸二氏に投票したことを後悔しましたよ。当初は国政に出るための売名行為として東京都知事選に出るのかなと思いつつ、消極的な選択だったとはいえ彼に投票してしまった自分が情けないというか。次の何らの選挙のときは、今回の件を反省し備えます。

 そして、同日に安芸高田市長選もありました。こちらは安芸高田市の元議員であった熊高昌三氏が当選するかなと思っていたら、最初に立候補を表明していた藤本悦志氏が当選されました。

 熊高昌三氏は石丸伸二氏の政策を継続する旨を表明されていたことが支持されなかったのか、それとも田舎特有の付き合いで負けてしまったのか定かではありませんが、どういう理由であれ市民が支持しなかったことは事実となりました。

 今後、安芸高田市がどうなっていくのかは分かりませんが、外部からの刺激という部分では確実に落ちていくのかなとは思いますし、YouTuber市長で稼いでいた額やふるさと納税額はガクンと下がるでしょう。(それがいいとか悪いということではなく。)

 安芸高田市民でない私がどうこう言ってはいけないのかもしれませんし、市民の皆さんとは感覚や視点とかがかなり異なるとは思いますが、未来に向けて歩き始めたかなと思っていただけに、過去のやり方がいいという方向に再度舵切りしたように見えて残念には感じています。

 おそらく石丸伸二氏が安芸高田市長選に出ていたとしても落選していたとも言えるのではないでしょうか。東京都知事選も安芸高田市長選も石丸伸二氏の負の部分が忌避されたということだと受け止めています。

 東京都知事選や安芸高田市長選の結果によって、ネットがリアルに負けたということではないと思いますが、ネットでの意思表示とリアルでの意思表示は異なるという結果だったのかなとは思います。

 東京都知事選においては、政治を変えることができるとやってきた石丸伸二氏が落選したことで、やはり政治を変えることは無理なのかなという空気感を強化してしまった罪(と言えば言い過ぎですが)はあると思います。贖罪としてここは清く政治家への道は断念してもらい、政治・経済コメンテーターとして活躍していただきたいなと思う次第です。

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