僕が独立(個人事業主)を目指した理由。

明けましておめでとうございます。

2019年が終了し、2020年になりましたね。毎年この時期になると、何か新しいことをしなくてはという闘争本能が芽生え始めてきます。

昨年度まではこういった気持ちを言語化できておらず、1年経過してしまったのですが、いよいよのんびりと生きてはいけないなと思い、重い腰を上げて文章に載せていきたいと思います。

ここ長い間ずっともやもやしている感覚があり、超気持ち悪い精神状態で生きてきたんですが、年末年始で熟考に熟考を重ねてようやく明白になったような気がしています。

この複雑な気持ちを名言化するとすると、やっぱり独立志向が強いのだなと。

年を明けてからは、noteの検索機能を駆使して、個人事業主や独立している人のエントリーを読み漁り、独立のメリット・デメリットを頭に入れていました。

その結果を年始の時間に余裕があるうちに整理しておきたいと思っています。独立・個人事業主になるにあたり、指針を記載していきたいと思います。

目次

  1. 将来への不安

  2. 他人依存からの脱却

  3. 商いへの可能性

  4. セルフコントロール

  5. なにより退屈な日々からの離脱

  6. まとめ

将来への不安

まず一番に大きなこととしては将来への不安です。正直、会社員でいること自体が今は本当にリスクな状態だと感じ始めました。

というのも、私自身今は大きな企業に勤めているのですが、昨年は社内異動が多発しました。それはもう会社の命運が掛かっている事業のため、様々な部署の人員がアサインされてました。ほぼ強制的な異動で、NOと言う隙間さえないスピード感で、集結を掛けられました。

会社の事業を左右するほどのため、一介の企業人としてこの大異動を許容せざる得なかったのですが、正直こんなことで自分のキャリアが大きく変わってしまうなんて大リスクです。


企業に勤めていると、その会社に依存せざる得なくなる。会社からの一言で自身の生き方などがガラッと変えられる。もし突然首になったら? 会社をやめたなくなったら?それでも我慢しなきゃならない。 定年(60歳くらいでしょうか)になったとき、ほぼ強制的に会社から追い出されますが、その際、会社依存型で仕事をしていた場合何をすればいいのかわからなくなってしまいます。 やむなく趣味に時間を割いて過ごしてみたものの、定年後の肉体では趣味は限定されるし、オーソドックスなものをやるにしても興味関心がなければ継続はしませんよね。結果、暇な状態が続き、何をしたらいいのかわからない日々を過ごす羽目になります。


企業人の人生は、およそ40年間です。仮に現在30歳だとすると、残り30年間あります。企業人としては年齢のハードルが存在します。無駄な時間を過ごしてしまい時間が経つと社会的な市場価値は落ちてしまい、いざ転職するとなった際、市場価値がなくなり取り返しのつかないことになります。手遅れになる前に、自分で市場価値を手に入れる・誰かに自分の市場価値をジャッジされるのではなく、市場に対して働きかけられる人材になることが今はベストだと思っています。

会社からの突然の異動でキャリアが変わろうとしても、不要と言われて捨てられそうになっても、己で戦えるように自分の時間を使うべきだと思うのです。

魚の釣り方を知っいれば何度でも再起は図れる。いつ切られても大丈夫なように。自分でコントロールする。歳を取ったときにでも自分なりの仕事ができるように。

他人依存からの脱却

会社依存型の働き方では、己の思いなど考慮されない異動や再配属・体制変更が往々にして起こります。会社からは、変化に順応できる人材として高く評価されます。しかし、異動先では己のこれまでの利息(経験)を十分に活かせず、ゼロベースで仕事に当たるケースもあります。

いわゆるゼネラリストになりたい人にとっては多様な業務を経験できることが良しとする人もいると思います。否定はしませんし、それも企業人でいることもメリットなのかもしれません。

これまでの業務スキル×これからの業務スキルで唯一の人材になっていくことができるのかもしれませんが、ただ、人間はそんな万能な生き物ではないと思っています。

業務領域が変わる、職場が変わる、上司や周りの環境が変わるとなると多大なストレスが掛かってきます。自分の時間の使い方さえも変わってきます。若いうちであれば器用な人材になれるチャンスかもしれませんが、これをずっとやるとなるとだいぶしんどくなってきます。

それを常に楽しめるのであれば良いのですが、突然体調を壊したときや精神的に弱くなったとき、抜け出そうにも抜け出せなくなってしまいます、それは企業依存型以外の労働選択経験がないからです。

企業は良くも悪くも分業で効率的に業務が回るように設計されているので、一個人の業務領域は、業務特化型よりも表面的になりがちになってしまいます。他部署との連携調整やラフ、ベースの作成になりがちで、最終的な完成版の成果物制作は専門業者に委託しがちです。そうなると、コンセプトは考えられるが最終的な成果物まで作れない人になってしまいます。

業務への取り組み方に例外はあるのだろうけど、だいたいはこのような感じになってしまっているのではないかと思っています。私はそれが非常にリスクだと感じていて、結局は他人に依存しきった働き方・突然捨てられたときのリスクヘッジができていない状況を継続しているのではないかという不安な気持ちが拭えませんでした。

自分の人生・時間の使い方を誰かに握られてるのってとても不安だし、非常に腹ただしいものです。

商いへの可能性

よくチームは補完関係であると言われます。何かに強みがある人とそれ以外に強みがある人と組むことでハイパフォーマンスの仕事ができる。全員が全員似たり寄ったりだと、行き詰まったときの打開案が生まれにくく、前進しにくいみたいですね。

企業依存型で働いていると、「あなたはどういうスキルを持った人か?」という問いに答えを悩む人が多くいると思います。それは、上でも述べたような分業スタイルというのが大きな要因だと考えています。対して業務特化型の人であれば、言わずもがなで答えてくれるのではないでしょうか。

業務特化型であれば、自身のこういうことができる人だと名乗ることで、そのスキルが不足したチームにジョインすることができます。他にも、自分でネットワークを作って、自分で適えたい仕事を自分で作り出すこともできると思います。

自分が一緒に組みたい人と、自分がしたい仕事を、満足いくまで徹底的に取り組むことができる働き方を可能にするのではないでしょうか。自身に特化したスキルがあって、社会的な課題貢献をしたいという強い思いがある人であれば、社会を席巻することもできるのではないでしょうか。欲しいものを手に入れる能力を身に付けるには、己を強くする以外ないと思います。

以前に読んだ漫画で、このような名言がありました。

この世の全ての不利益は当人の能力不足。

https://bibi-star.jp/posts/9532

東京喰種の主人公の言葉なのですが、強く心に刺さった言葉です。嫌なことでもしなきゃならないこと、したくても叶えられないこと、腹ただしいことでも我慢しなくてはならないこと、自分にとってのすべての不利益というものは、総じて当人の能力不足であるということ。

誰かのサポートを期待するのではなく、己を強く高めることで願いや理想を叶えられるものだと思います。何かあっても、自分で生き抜く力やスキルを手に入れるべきなのではないでしょうか。

セルフコントロール

毎日忙しなく生きていると、自分の気持ちだったり、環境だったりを整理する時間を確保することが難しくなりますよね。人にはそれぞれの波長があることは理解されているのに、仕事になると共生を強いられます。私はそれが非常に都合よく扱われているなと感じます。時に、人は人、自分は自分と言われている一方で、周りと方向性を合わせて己を押し殺す状況ですらも甘受しなくてもならない。

また時に、人は何かしらの特別な研究分野を持つべきだと思っていて、知欲に正直になれるように、自分のための対象を決めて時間を使えるようにしなくてはならないと思うのです。

仕事をしていて自分に不足しているスキルをそのタイミングでインプットする時間すらも確保できない状況もあると思っています。もちろん働きながらでも、好きな分野を学ぶことは可能です。言いたいことは、自分で自分の時間の使い方を決められるようになるべきだと言うことです。40歳、50歳になったときに、己が何者であるかと語れる人になるべきだと思っています。

年老いたとき、自分の専門分野を持って生きてゆける人になりたいと思っています。

なにより退屈な日々からの離脱

このまま会社員を続けていても、人生の消耗でしかないと感じています。勤め先は何社かありますが、この思いは常に心にあったように思います。

以前に書いた記事に、人生はRPGであると書きました。

生きる上でワクワクしなくてはならなくて、どんな武器を持って、どんな冒険にでていくのか。人生はRPGなのである。働くとは、自分の武器を磨くことで、どんな世界を自分がみたいのかによって武器選択やステータスの割振りは変わってくるんだと思います。

仕事が楽しくないと、だめなんです。

これは今の職場を否定するわけではなく、自分の冒険の仕方に依るものだと思います。特定の武器やスキルを鍛錬し、自分の思いのままふらふらと生きていきたいのです。そのために、強く磨かれた武器を身に付けるのです。

まとめ

人生、残り何年でしょう?

今が30歳だとして、寿命が100歳だとすると残り70年間でしょうか?いや、身体が自由に動ける年齢が60歳までだとすると残り30年間しかありません。非常に残り少ないです。

己がしたいことややり遂げたいこと、理想や思いを適えるのに、誰かの視線を感じて生きるより、いろんな経験を自ら体感することが大事だと思うのです。

経験を自分で選ぶには、周りにどう思われようが動くしかないと思うのです。面白そうだと思った方に自分を動かすことで、時間の使い方は変わってきます。時間は人生です。Time is Lifeなのです。やりたいことをやることが、人生を楽しむことなのではないでしょうか。

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